2022年10月に上演される、中村倫也・主演のMUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』に、木下晴香、福士誠治の出演が決定した。ベートーベンの生涯を、彼を取り巻く人物たちとの愛と影、喪失、そして運命を、彼が綴った音楽とオリジナル楽曲で描く韓国発のミュージカル。上演台本・演出を手掛ける河原雅彦と中村は、本作で7年ぶりにタッグを組む。
ミュージカル『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』は、日本でもおなじみとなった『SMOKE』『インタビュー』『BLUE RAIN』の作・演出家チュ・ジョンファの新作として注目された作品。2018年末から2019年にかけて、韓国で初演された。
中村が演じるのは、青年期のルードヴィヒ役。木下は、ルードヴィヒにとって大切な存在として描かれる自立した女性マリー役、そしてもう一人のルードヴィヒや青年役を福士が演じる。
中村と木下は、『アラジン』“プレミアム吹替版”で主人公アラジンとヒロインのジャスミンを担当しており、それ以来の共演となる。そして、福士は大河ドラマでも挑戦した“老け役”にも改めて挑戦する。
また、訳詞を森雪之丞が手掛けることも決定。「韓国特有の湿度のあるメロディーに中村倫也が福士誠治が木下晴香がどんなアプローチで挑み、河原雅彦の演出で魂がどんな唸り声をあげるのか?書きながら、楽しみでしかありません」とコメントを寄せている。
MUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』は、10月29日(土)から11月13日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。その後、大阪・金沢・仙台を巡演する。
コメント紹介
◆木下晴香
韓国ミュージカル!出演者5人のみ!河原さん演出で中村さん主演!!
いや~これはきっとものすごく濃密で刺激的な日々になるぞと、今から楽しみで仕方ないです。
と同時に、柔軟な心と頭で飛び込まないと食らいついていけないだろうなと、いい意味で恐ろしさも感じていて・・・。
とにかくこの作品のことを考えるとニヤっとしてしまう今日この頃です。
ベートーベンの生きた世界、素敵な皆さまと熱く熱くお届けします!どうぞお楽しみに。
◆福士誠治
ミュージカル『ルードヴィヒ』に参加出来ることとても嬉しく思っています。誰もが1度は聞いたことのある名前ベートーべンの物語。
この作品を通して僕自身も知らなかったこと、そしてひとりの人間のことをまた改めて考えてみたくなりました。
ミュージカルなので、音楽と共に。演出の河原雅彦さん、主演の中村倫也さんとご一緒出来ることもワクワクします。
そしてこの作品が日本の方々に響くことを、僕はなぜか確信していますので楽しみにしていてください。
◆森雪之丞(訳詞)
ルードヴィヒが神から賜った「才能」と「苦難」の物語。熾烈な運命に蹂躙される彼の痛々しい感情を、いかに詩的な歌詞で描けるのか?――僕も今、試練の中にいます。韓国特有の湿度のあるメロディーに中村倫也が、福士誠治が、木下晴香が、どんなアプローチで挑み、河原雅彦の演出で魂がどんな唸り声をあげるのか?書きながら、楽しみでしかありません。
MUSICAL『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』公演情報
上演スケジュール
【東京公演】2022年10月29日(土)~11月13日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
【大阪公演】2022年11月16日(水)~11月21日(月) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
【金沢公演】2022年11月25日(金)・11月26日(土) 北國新聞赤羽ホール
【仙台公演】2022年11月29日(火)・11月30日(水) 電力ホール
スタッフ・キャスト
【出演】
中村倫也
木下晴香
木暮真一郎
高畑遼大・大廣アンナ(Wキャスト)
福士誠治
【上演台本・演出】河原雅彦
【訳詞】森雪之丞
STORY
残り少ない人生を前に書かれたベートーベンの1通の手紙。
そして、その手紙が一人の女性の元へ届く。
聴力を失い絶望の中、青年ルードヴィヒが死と向き合っていたまさにその夜。
吹きすさぶ嵐の音と共に見知らぬ女性マリーが幼い少年ウォルターを連れて現れる。
マリーは全てが終わったと思っていた彼に、また別の世界の扉を開けて去っていく。
新しい世界で、新たな出会いに向き合おうとするルードヴィヒ。
しかしこの全ては、また新たな悲劇の始まりになるが・・・。
【公式サイト】https://musical-ludwig.jp/
【公式Twitter】@mu_Ludwig