2022年10月から11月にかけて、東京と大阪でミュージカル『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』の上演が決定。主演は中村倫也、上演台本・演出は河原雅彦。二人がタッグを組むのは、7年ぶりとなる。
本作は、ミュージカル『SMOKE』や『BLUE RAIN』などを手掛けたチュ・ジョンファの新作。世界中誰もが知る天才音楽家であり、聴力を失ってなお音楽への情熱を注ぎ込んだ悲運の人ベートーベンの生涯を、彼を取り巻く人物たちとの愛と影、喪失そして運命を、彼が綴った音楽とオリジナル楽曲で描いていく。日本版の上演はこれが初。
中村と河原は、残酷歌劇『ライチ 光クラブ』や『八犬伝』でタッグを組んできた。今後の展望について、「いつか本格ミュージカルをやりたい」と、河原は中村に語っていたという。そんな二人にとっての「大意欲作」が実現する。
このほかの出演者、日程などの詳細は、続報を待とう。
ミュージカル『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』は、2022年10月から11月にかけて、東京・東京芸術劇場プレイハウス、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティほかにて上演予定。
コメント紹介
◆中村倫也
あれはいつだったでしょうか。河原家でご飯を食べていた時だから、まだコロナ前のこと。
次なにやります?なんて、期待も込めてざっくばらんに話をしていた時のこと。
「いつか本格ミュージカルをやりたいんだよね」
パンクロック&歌謡曲好きの河原さんにそんな願望があるなんて知りませんでした。
多くの演劇ファンの方々も、想像つかない姿でしょう。その瞬間から、いつかそんな作品のオファーが来たら、と覚悟を決めていました。つまり、僕ら二人にとって、大意欲作、でございます。どうぞご期待の程を。
◆河原雅彦(上演台本・演出)
「倫也となんかやりたいな。次はどんなチャレンジに連れ込もっかな」
みたいなことはいつも頭の片隅にあって、で、めちゃめちゃ歌うベートーベンをやってもらいます。
しかも韓国ミュージカル。さて、どうなるんでしょうね。
刺激的な共演者たちとギドギドに掛け合わせつつ、第9ばりにとんでもないもん作れたら、と思うばかり。
さすがに第9はハードル高いか・・・。ま、ちょっとやってみます。
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