『陽だまりの樹』 開幕に菅田琳寧「座長として堂々とステージに立つ」


2021年3月5日(金)東京・ヒューリックホール東京にて舞台『陽だまりの樹』が開幕。初日前にはゲネプロと囲み会見が行われ、菅田琳寧(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)、早乙女友貴、日比美思、阿達 慶(ジャニーズJr.)、太田将熙、ダンカンが登壇した。

本作は手塚治虫の作品を原作に据えた、幕末を舞台に殺陣や歌をおりまぜおくる青春劇。ちゃらんぽらんな性格で酒好き・女好きだが医師として情熱に富み、優れた技術を持つ手塚良庵(菅田琳寧)と剣の才能に恵まれ正義感が強く直情型の下級武士・伊武谷万二郎(早乙女友貴)の二人。幕末というドラマチックな時代を背景に、時には恋敵となり、時には友情を結び、時代の荒波に揉まれながら、信じる道を描く物語である。

コメント紹介

『陽だまりの樹』 開幕に菅田琳寧「座長として堂々とステージに立つ」

◆菅田琳寧
――意気込み
とうとう初日となりました。これまで演出の樫田正剛さんはじめ、座組に支えられ、ここまで来ることができました。座長として堂々とステージに立ちたいと思います。今この時期と重なる部分もあるので、作品を見て命の大切さを改めて考えていただければと思います。

――出演が決まった際の感想
お話しをいただいた時は、帝国劇場で『DREAM BOYS』に出演していました。7 MEN 侍のメンバーが外で主演をしているのを見て刺激をもらっていたので、とても嬉しかったですね。でも、自分がまさかの座長ということで、緊張や不安もありましたが、皆様のサポートのおかげで初日を迎えられました。キャストに恵まれたと思います。2011年3月にジャニーズ事務所に入ってからちょうど10年ということで、いい節目に大きな仕事をいただけて嬉しいです。

――時代劇について
入所してから10年間黒髪をキープして、ピアスも空けてこなかったので、このお話を聞いた時は「来た!」と思いました。この髪型をすると、とても妹に似ていて、思わず写真を撮って家族に送りました(笑)
稽古では、尊敬する上田くんがそうしていたように短くて短く30分、長くて1時間、樫田さんをつかまえて色々聞いていました。

――殺陣や歌をおりまぜおくる青春劇ということですが
今回は刀を持たず、アクロバットを封印しております。派手な立ち回りなどは、早乙女さんが魅せてくれると思います。僕は、三味線を弾いたり、日舞を舞ったり、歌を歌ったり・・・。普段自分がやっているギターやヒップホップとは違い、慣れない動きが多いので苦労しました。皆で稽古前に集まって復習もしたりしましたね。

『陽だまりの樹』 開幕に菅田琳寧「座長として堂々とステージに立つ」

◆早乙女友貴
――意気込み
こうして一人も欠けることなく初日を迎えられたことを嬉しく思います。このまま千秋楽まで走り抜けたいと思います。

――菅田さんの印象について
ものすごく真面目な方だと思います。稽古終わりも、演出家のところへ行って「○○が分からないので教えてください」と素直に申告し、ずっと台本にメモしています。

『陽だまりの樹』 開幕に菅田琳寧「座長として堂々とステージに立つ」

◆日比美思
――意気込み
初日を迎えることができ、嬉しい気持ちでいっぱいです。一公演一公演を大事にしていきたいです。私はずっと時代劇に出演したいと思っていたので、その願いをやっと叶えることができました。

――両極端な二人の男性(良庵と万二郎)からの求愛に悩む役どころについて
こんな魅力的なお二人に思っていただけるだけで、すごく嬉しいです。原作のキャラクターが魅力的なのに加え、お二人が演じることでさらにその魅力が増してすごいことになっています!

『陽だまりの樹』 開幕に菅田琳寧「座長として堂々とステージに立つ」

◆阿達慶
――意気込み
初演技、初舞台ですが、そういった部分に甘えず、毎日自分を更新していけたらと思います。まだ緊張している部分はありますが、最初に比べたら少しは和らいだ感じはします、よね?(キャスト一同大きくうなずく)。稽古ではまず声出しから練習し、セリフを言っていない間の演技についても苦戦しました。

――医師役について
見習いの医者の役なのですが、自分とも通ずる部分がありました。太田東斎を演じたのが阿達でよかったと思っていただけるよう、がんばります。

『陽だまりの樹』 開幕に菅田琳寧「座長として堂々とステージに立つ」

◆太田将熙
――意気込み
この作品は、今だからこそやる意味があると感じ、出演を希望しました。千秋楽まで怪我無くしっかりと作品に携わっていきたいです。

――阿達さんについて
慶ちゃんは、声が出ていなかった最初の頃と比べるととても成長したので、感動しました。台本に滑舌の練習表を貼って、毎日稽古前に練習していたのが印象的でした。

『陽だまりの樹』 開幕に菅田琳寧「座長として堂々とステージに立つ」

◆ダンカン
――意気込み
こうして初日を無事に迎えることができたのは奇跡のような気がしています。稽古時も、消毒はもちろん、体温を測ったりなど入念な対策が取られました。それらをすべてのキャストがクリアした、というだけでも勝ったような気持ちです。座長のためにがんばらせていただきます。

――菅田さんの印象について
皆が口を添えて言うように、本当に真面目です。忍耐強く、決して諦めません。演出家と2人で突き詰めて、ずっと語っていました。あまり真面目過ぎるとつかれてしまうかもしれませんから、今後のことも考えて、これはたけし軍団で修行ですね(笑)。

『陽だまりの樹』公演情報

上演日程

【東京公演】2021年3月5日(金)~3月14日(日) ヒューリックホール東京
【大阪公演】2021年3月27日(土)・3月28日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

キャスト・スタッフ

【出演】
菅田琳寧(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)/早乙女友貴/日比美思/阿達慶(ジャニーズJr.)、太田将熙/近江谷太朗、我善導、高木トモユキ、中西良太/ダンカン

【原作】手塚治虫
【上演台本・演出】樫田正剛(方南ぐみ)

【公式サイト】https://hidamari-stage.jp/
【公式twitter】@hidamari_st

※手塚治虫と手塚プロダクションの「塚」の字は、「ヽ」がつく旧字が正式表記

 

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