三浦海里、中三川歳輝、エチュードで溢れ出た“創造力”『主役の椅子はオレの椅子』第5話レポート


ABEMA(アベマ)とネルケプランニングがタッグを組んだ『主役の椅子はオレの椅子』(以下『オレイス』)の第6話が、10月21日(水)22:00に公開される。前回配信の第5話「最下位からの華麗なる脱出と脱落者の男泣き」では、2つのエチュードを通して創造力が試される“能力審査”が行われた。毎週誰かが脱落する、若手俳優たちの熱きひと夏の戦いも、いよいよ後半戦へ。第6話の配信を前に、この模様をプレイバック。

『オレイス』は、19人の若手俳優たちが共同生活をしながら、過酷なオーディションに挑戦する俳優育成バトル番組。オーディションを勝ち抜いた上位10名には本企画の審査員も務める丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出する舞台への出演権が与えられ、トップに立った者には同舞台の“主役の座”と、堤幸彦が監督を務める映画での主演権を手にすることができる。番組では、3話以降、毎回一人が脱落。該当者は「出演はせず舞台の裏方に回る」または「完全に番組を降りる」という、残酷とも思える選択を迫られる。

19名の参加者は、河島樹来(21)、久保雅樹(27)、小林玲雄(22)、清水田龍(19)、志茂星哉(21)、相馬理(23)、曽田陵介(22)、園村将司(22)、髙橋祐理(20)、中塚智(21)、中三川歳輝(19)、新美直己(22)、西原健太(26)、飛葉大樹(22)、松井遥己(24)、松江大樹(25)、三浦海里(23)、森田力斗(22)、谷津翼(23)。

19人のプロフィール:https://programnews.abema.tv/posts/9772071

合宿5日目。オーディション参加者たちは、演劇の基礎を教える講師であり、オーディションの審査員でもある演出家・丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)の「演技とは、主に相手に伝えること。相手の話を聞くこと。その力を見るために、今から褒め合いをしてもらいます」という一言から、1つ目の創造力審査「褒め合戦」に挑んだ。2人で向かい合ってただ褒め合うこの審査では、「相手の演技に瞬時に対応しながら物語を紡いでいく能力があるか?」という演技に対する“柔軟性”が重要なポイントになった。

ペアとなる相手は、合宿所で同室の仲間。ぶっつけ本番で、一番手の園村・飛葉ペアから「褒め合戦」が始まった。先陣を切った園村は、「飛葉ちゃんの好きなところ言っていい?」と元気よく挙手し、「髪型がウルフカットなところ、めちゃかわいい!めっちゃ良い!」と早速褒め倒し。対する飛葉も「俺にも言わして?そのましくんは、ちっちゃい耳がかわいいんよね」と切り返した。2人の仲の良さが垣間見えるやり取りの数々に、思わず丸尾も笑顔に。「リアルですごく良いと思う。しっかりお互いの話を聞いている感じがした」と評した。

その後、各ペアの褒め合戦が進む中、中三川が“魔性の男”ぶりを発揮。清水田に「大好き~!」と抱きつき、「好きなところ言って?」と懇願するなど、素直な感情表現を見せた。

中塚・新美ペアは、中塚が「そんだけカッコよかったらモテるでしょ?私だけじゃないんでしょ!?」と何故か女性口調で詰め寄った。新美も「カッコよすぎて好きに行っていいか分からないの!行ったらその向こう側・・・なんか怖いじゃん!」と応戦。新美から咄嗟に出た一言に対し、丸尾は「言葉のチョイスが良かった。人と違う感覚が出てくるのはすごく良いと思う」とコメント。

続いては、総合ランキング上位4名をリーダーに参加者を4つのチームに分け、即興で物語を紡いでいく「エチュード試験」へ。「10年後の自分たち」をテーマに、“空港”、“学校”、“パーティー”、“お葬式”というお題に、各チームが取り組んだ。

一番手は、総合4位の松井率いる、中三川、相馬、飛葉の4人。“空港”にいるという設定だけで、配役も台詞も決まっていない中、エチュードが始まった。中三川が相馬に発した「単語帳とか入ってるよ。アメリカ行くんでしょ?」の言葉をきっかけに、ハリウッドに挑戦する相馬をほかの参加者たちが見送りに来た流れが生まれた。すると、松井は“役者を引退した映画監督”、飛葉さんは“売れない役者”と自らを設定。しかし、特に進展のないままズルズルと話を進めて行く4人。丸尾が「話展開させて!」と檄を飛ばすと、中三川が突然前方を指差しながら、「スコール!スコール!」と叫び、物語を展開させる機転を利かせた。

総合2位の園村率いる森田、久保、新美の4人はテーマ“お葬式”に挑戦。園村の母親の葬式という設定から始まった話は、園村の「母親を殺してしまった・・・」という衝撃発言から急展開を見せる。その後も、突拍子もない展開に持っていく園村。その様を、番組MCの尾上松也も「面白い。いいじゃん!」と絶賛していた。

この日のすべての審査を終え、いよいよ順位発表へ。「ナチュラルに相手に対する気持ちが出ていた」という理由で中三川が2位にランクイン。さらに、総合ランキング17位中16位だった飛葉が、「まだすごく未知数な存在だが、光るものは持っている」という理由から3位に入り、スタジオメンバーを驚かせた。また、ここまでほとんどの審査で5位以内に入ってきた園村は、この日も5位に名を連ね、安定した強さを見せた。

そして、創造力が試される“能力審査”で1位に輝いたのは、三浦。ここまでポイントを伸ばせずにいた三浦だったが、“芝居”で丸尾から「すごく安定感を見せてくれた」と言葉をかけられ、見事この日のトップを獲得。脱落の危機から、華麗なる脱出を果たした。目まぐるしく変わる総合ランキング。今回の放送で3人目の脱落者となったメンバーは・・・。そして、その選択は?

次回、参加者たちは「殺陣審査」へと進む。俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』#6「殺陣審査。誓い合った絆と叶わない夢」は、10月21日(水)22:00よりABEMA SPECIALチャンネルにて配信開始。また「ABEMA ビデオ」では、本編に入りきらなかった未公開映像なども公開されている。

【番組URL】https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9uY8w6BHpwDpN3
バディ同士の「褒め合戦」全9組ノーカット版:https://abema.tv/video/episode/90-1432_s10_p8

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