新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』

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2020年10月23日~11月1日

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楽しさと活気に溢れた古典バレエ

ドン・キホーテは農夫サンチョ・パンサを従えて冒険を求めて諸国を遍歴する旅に出る。活気あふれる港町バルセロナ。宿屋の看板娘キトリの恋人は床屋のバジルだが、キトリの父ロレンツォは娘を金持ちの貴族ガマーシュに嫁がせようという考えている。

広場で人々が陽気に騒いでいるところに、ドン・キホーテとサンチョ・パンサが登場、ドン・キホーテは、キトリを自分の理想の女性であるドゥルシネア姫だと信じ込む。しかし彼女は騒ぎの間にバジルと一緒に町外れの居酒屋に隠れてしまう。追ってきたロレンツォたちは二人を見つける。

キトリにガマーシュとの婚約を無理強いしようとするロレンツォに、バジルは「キトリと結婚できないのなら自殺する」と狂言自殺を図る。義憤にかられたドン・キホーテは、ロレンツォに槍を突きつけて、バジルの最期の願いであるキトリとの結婚を認めるように迫る。ロレンツォがしぶしぶ了解すると、死んだふりをしていたバジルは飛び起きて、キトリと喜び合うのだった。

ドン・キホーテとサンチョ・パンサは森の中をさまよっている。ドン・キホーテは風車を巨人と見誤って突撃するが、回り始めた風車の羽根に引っかかり、地面にたたきつけられ気を失う。夢の中でドン・キホーテはドゥルシネア姫(キトリ)と出会う。

一方、サンチョは狩りを楽しんでいた公爵夫妻に会い、気を失っている主人を助けてくれるように頼み込み、公爵たちはドン・キホーテを自分の館に招くことにする。公爵夫妻はサンチョ・パンサからキトリとバジルの恋物語を聞き、館で二人の結婚式をあげるよう取りはからう。結婚を祝って華やかな宴が繰り広げられ、キトリとバジルも喜びに満ちた踊りを披露する。

詳細情報

公演期間 2020年10月23日~11月1日
劇場 新国立劇場
キャスト 米沢唯/木村優里/小野絢子/柴山紗帆/池田理沙子
井澤駿/渡邊峻郁/福岡雄大/中家正博/奥村康祐/速水渉悟
ほか
スタッフ 音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴルスキー
改訂振付:アレクセイ・ファジェーチェフ
美術・衣裳:ヴャチェスラフ・オークネフ
照明:梶孝三
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ほか
公式サイト https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/donquixote/

 

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