『女の一生』(2022)

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『女の一生』(2022)
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目次

あらすじ

明治38年(1905年)日露戦争の後―日本がようやく近代的な資本主義国の姿を整え、同時にその動向が世界の国々と絶ちがたく結び合い、影響し始めた時代。戦災孤児の境涯にあった布引けいが、不思議な縁から拾われて堤家の人となったのは、そんな頃である。

清国との貿易で一家を成した堤家は、その当主はすでに亡く、後を継ぐべき息子たちはまだ若く、妻のしずが義弟・章介に助けられながら、困難な時代の一日一日を処していた。甲斐甲斐しい働きぶりを見せるけいは、しずに大変重宝がられた。同時にけいと同様に闊達な気性の次男・栄二とも気性が合い、お互いにほのかな恋心を抱くようになった。
そのけいの思慕とは裏腹に、しずは跡取りであるべき長男・伸太郎の気弱な性格を気がかりに思い、気丈なけいを嫁に迎えて、堤家を支えてもらう事を望んだ。しずの恩義に抗しきれなかったけいは、伸太郎の妻となった。
けいは正真正銘堤家の人となり、しずに代わって家の柱となっていく。担い切れぬほどの重みに耐えながら、けいはその「女の一生」を生きるのである。

時は流れて昭和20年・・・。二つの大戦を経る激動の時代を生きて、今、焼け跡の廃墟に佇むけいの前に、栄二が再び戻ってきた。
過ぎ去った月日の、激しさと華やかさを秘めて、二人はしみじみと語り合うのであった・・・。

公演情報

上演スケジュール

【東京公演】
2022年10月18日(火)~10月23日(日)
新橋演舞場

【京都公演】
2022年10月27日(木)~11月8日(火)
京都四條 南座

【福岡公演】
2022年11月18日(金)~11月30日(水)
博多座

出演

大竹しのぶ

高橋克実
段田安則
西尾まり
大和田美帆
森田涼花
林翔太
銀粉蝶
風間杜夫

スタッフ

【作】森本薫
【補綴】戌井市郎
【演出】段田安則

公式リンク

東京公演公式サイト:https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202210_enbujo/
京都公演公式サイト:https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202211_minamiza/
福岡公演公式サイト:https://www.hakataza.co.jp/lineup/202211/onnanoisyo/index.php

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