2021年秋にディズニーミュージカル『ニュージーズ』の上演が、改めて決定した。日本初上演となり、演出・日本語訳・訳詞を小池修一郎が手掛け、主演をSixTONESの京本大我が務める。本作は、昨年5月から6月にかけて上演される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。
『ニュージーズ』は、ボブ・ツディカーとノニ・ホワイトが脚本を手掛けた同名映画を原作に、ディズニー・シアトリカル・プロダクションズ製作によりブロードウェイで初演された作品。2012年のトニー賞では8部門にノミネートされ2部門を受賞、ドラマ・デスク・アワードでは6部門ノミネートで2部門を受賞。ブロードウェイで2年間、通算1,004回公演を達成した大ヒット作だ。
描いているのは、1899年のニューヨークを舞台に新聞販売の少年たち“ニュージーズ”の奮闘。音楽を『美女と野獣』『アラジン』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』などを手掛けたアラン・メンケン、作詞はジャック・フェルドマン、脚本は『ラ・カージュ・オ・フォール』『トーチソング・トリロジー』で知られるハーヴェイ・ファイアスタインが手掛け、美しいメロディと躍動感溢れるダンス・ナンバーが盛りだくさんのミュージカルとなっている。
満を持しての再始動に向け、演出・日本語訳・訳詞の小池は、「昨年3月、1幕をザッと通した段階で稽古は止まり、数日後に公演中止が決定しました。感染防止のため、全員揃うこと無く解散となりました。集まったら、悔し涙の洪水以外無かったでしょう。その涙をエネルギーに変え再会を期した出演者たちは、1年半スキルを研いて来ました。彼らの熱い『Never Give Up!』のガッツが炸裂する舞台を、観客の皆様と共有出来る日を心から楽しみにしています。今度こそ、劇場でお会いしましょう!!」とコメント。
京本も「昨年、コロナ禍の影響により中止となってしまった『ニュージーズ』ともう一度向き合えること、遂に皆様の元へお届け出来ることを心から幸せに思います。この一年、ただただ悔しく複雑な想いを抱えていましたが、この作品と奇跡の再会を果たせたことに感謝をし、今はただそれだけを噛み締めたいと思います。最高のキャスト&スタッフの皆さんと共に万全を期して挑みます。皆様のご来場を心からお待ちしております」と意気込みを語っている。
このほか、共演者などの詳細は続報を待とう。
ディズニーミュージカル『ニュージーズ』は、10月9日(土)から10月30日(土)まで東京・日生劇場、11月11日(木)から11月17日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。
チケットは、9月4日(土)より一般発売開始。