＜2020年を振り返り＞エンタステージオリジナル記事10選

2020年12月29日2024年8月9日

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2020年も、まもなく終わりを迎えます。激動の1年となりましたが、その中でも舞台は私たちに笑顔や感動を与えてくれました。そこで今回は、エンタステージ内で多く読まれたゲネプロレポートなどのオリジナル記事を厳選。今年の振り返りに、ぜひご覧ください（※タイトルをクリックすると記事ページに飛びます）。

佐藤流司、鳥越裕貴ら、すべてを一新し再出陣！ミュージカル『刀剣乱舞』～幕末天狼傳～（2020）開幕――これが再演？これぞ再演

2020年9月20日（日）に東京・天王洲・銀河劇場にて開幕したミュージカル『刀剣乱舞』～幕末天狼傳～のゲネプロレポートです。

「幕末天狼傳」の初演が上演されたのは、2016年。4年間という時を経て、「2.5次元」が蓄え成長させてきた総合芸術としての力が爆発しました。

井上芳雄主演ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙（ソラ）までとんだ』公開ゲネ＆囲みレポ！壮大な愛の物語を見事に表現

2020年1月に上演された井上芳雄さん主演のミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙（ソラ）までとんだ』。井上さんの他、咲妃みゆさん、畠中洋さん、吉野圭吾さん、濱田めぐみさん、福井晶一さん、土居裕子さんが登壇して、作品への思いなどを語りました。

1988年に音楽座の旗揚げ公演として初演し、その後も継続的に上演され多くのファンに愛されてきた本作。人生に迷う男女が運命的に出会い、時間を、そして空間をも超えて愛を貫いていく感動の一作です。

刺激的なギャングの世界で草なぎ剛が熱唱＆熱演！『アルトゥロ・ウイの興隆』ゲネプロレポート

ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程を、シカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作。主演に草なぎ剛さんを迎え、2020年1月に上演されました。

演出を務めたのは白井晃さん。ジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成されたファンクミュージックを、オーサカ＝モノレールが生演奏で散りばめる斬新な演出を用いることでショー仕立ての音楽劇となりました。

科白劇舞台『刀剣乱舞/灯』改変いくさ世の徒花の記憶開幕！和田琢磨「お芝居できる場に感謝」

もともと2020年夏に4都市での公演を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、想定していた「綺伝いくさ世の徒花（いくさゆのあだばな）」を改変し、「科白劇（かはくげき）」という新形態での上演を決めた本作。

「科」とは、芝居の動作や仕草の意味。「白」は話す言葉を指します。なかなか以前のような形での公演を打つことができない中で、“今できること”を最大限活かした刀ステとなりました。

もつれる人情に絡まる因縁･･･Don’t pass the mic！『ヒプノシスマイク』舞台化第2弾レポート

音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の舞台化第2弾となる本作。シブヤ・ディビジョン“Fling Posse（フリングポッセ）”、シンジュク・ディビジョン“麻天狼（まてんろう）”が初登場。さらに、舞台オリジナルオリジナルキャラクターとなるアサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”が参戦しました。

鞘師里保らと複数の作家がTRUMPの世界を共有――音楽朗読劇『黑世界』開幕レポート

音楽朗読劇『黑世界～リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察について～』は、劇作家・末満健一がライフワークに掲げ、2009年から展開する「TRUMPシリーズ」の新しい試み＜shared TRUMPシリーズ＞の第1弾。1つの世界観を複数の作家が共有して創作する“シェアードワールド”の手法を用いた、短編アンソロジー形式で上演されました。