2020年12月12日（土）に東京・日本青年館ホールにてミュージカル『新テニスの王子様』The First Stageが開幕した。本作は、2009年3月より「ジャンプSQ.」（集英社刊）にて連載中の許斐剛による大人気漫画の初舞台化作品。越前リョーマ役の今牧輝琉らが、新たに「新テニミュ」を作り上げる。
物語は、全国中学生テニストーナメント全国大会を終え、秋に始まったU-17（アンダーセブンティーン）日本代表合宿に特別参加を許された青学（せいがく）の仲間たちや、かつてのライバルたち、そして強者揃いの高校生たちと競い合う姿を描く。テニプリ以上に舞台化困難と思われた場面が、次々と舞台上で再現された。
開幕にあたり、中学選抜メンバーより越前リョーマ役の今牧のほか、手塚国光役の山田健登、切原赤也役の前田隆太朗、U-17選抜メンバーより徳川カズヤ役の小野健斗、コーチ陣より三船入道役の岸祐二から作品にかける意気込み、見どころ、ファンへのメッセージなどを綴ったコメントが届いた。
◆今牧輝琉（越前リョーマ役）
今回、『新テニスの王子様』が初の舞台化ということで、たくさんの方に注目されていると思います。キャスト一同、お客様にこの作品を届けることを心から楽しみに稽古してきました。本日から開幕となりましたが、1公演1公演を大切に、来年2月の大千秋楽まで、全力で駆け抜けたいと思います!!そして、僕自身リョーマと共に成長していけるようにがんばります！
＜見どころ＞
今までライバル同士だった他の学校の選手たちがひとつになってU-17（アンダーセブンティーン）選抜メンバー（高校生）に立ち向かうところや、負け組の特訓シーンが見所だと思います。それと、テニミュボーイズの方々が大活躍しています！
いろいろな場面が忠実に再現されているのでお楽しみに!!
＜お客様へのメッセージ＞
長いようで短い機古期間でしたが、とても団結力が高まりました!!カンパニーー丸となって素晴らしい作品をお届けいたします！初めての「新テニミュ」を、ぜひお楽しみください！
◆山田健登（手塚国光役）
キャストの皆さん、たくさんのスタッフの方々に支えられ必死に稽古をしてきました。
稽古で作り上げた作品をお客様に誠心誠意届けられるよう努めます。
＜見どころ＞
僕は今回の「新テニミュ」が初出演ですが、「新テニミュ」の手場国光は全国大会経ての登場です。
諸先輩方が演じてきた手塚国光に敬意を払い、新しい彼を演じたいと思いますので、ぜひ注目してください。
＜お客様へのメッセージ＞
「新テニミュ」の初代・手塚国光を演しさせていただくこと、とても嬉しく思っています。
その分プレッシャーも感じているので、その重圧をしっかりと受け、全力でこの作品をお届けできたらと思っています。
◆前田隆太朗（切原赤也役）
「テニミュ3rdシーズン」で切原赤也役を演じていた時は立海のためにがんばるという気持ちでしたが、今回は中学選抜メンバーとしてがんばるという新たな気持ちで本番に臨みたいと思います！
＜見どころ＞
「テニミュ」では悪魔化を演じましたが今回は天使化なのでその違いを見ていただきたいです！
また「新テニミュ」ならではの学校の垣根を越えたキャラ同士の格みにも注目していただきたいです！
＜お客様へのメッセージ＞
今作は「新テニミュ」初演なので僕が初代・切原赤也になります。
今まで遠い存在だった初代が自分になるというのはすごく不思議で同時にプレッシャーも感じます。
新たな切原赤也を皆さんにお届けできるよう誠心誠意努めますので、何卒あたたかい目で見守ってください。
◆小野健斗（徳川カズヤ役）
再び「テニミュ」のコートに立てる日がついにきました。
高鳴るこの感情を全てステージ上で発揮し、この物語に貢献したいと思います。
＜見どころ＞
昔と比べて進化した内容と代々受け継がれている熱い魂の融合はとても見応えがあります。
最後までぜひ楽しんでください。
＜お客様へのメッセージ＞
日々お客様には感謝しております。
最高のステージをお届けしますので、引き続きこれからもよろしくお願いします。
新しい時代の幕開けです。
◆岸祐二（三船入道役）
歴史ある「テニミュ」に参加出来て光栄です。
お世話になった方や過去共演した卒業生たちの期待も背負いつつ、
新しい（と言っても最年長ですが・笑）風を吹かせられたらと思っています。
＜見どころ＞
やはり皆が見たかっただろう対戦のシーンですかね？
対戦しながら歌う皆に拍手です！
それと、私の歌で劇場が壊れたらすみません（壊れませんので安心してください・笑）。
＜お客様へのメッセージ＞
これからの「テニミュ」の歴史を貴方も一緒に創りましょう！
こんなご時世ですが･･･あなたの人生の数時間を末永い想い出に出来るよう、楽しんでもらえるよう、心して努めます！
ミュージカル『新テニスの王子様』The First Stageは、以下の日程で上演。上演時間は、約2時間40分（休憩20分を含）を予定。
【東京公演】2020年12月12日（土）～12月24日（木） 日本青年館ホール
【大阪公演】2020年12月29日（火）～2021年1月10日（日） 大阪メルパルクホール
【東京凱旋公演】2021年2月5日（金）～2月14日（日） 日本青年館ホール
【公式サイト】https://www.tennimu.com/
【テニミュ・モバイル】https://tennimu.jp
(C)許斐 剛／集英社・テニミュ新製作委員会
（撮影／エンタステージ編集部 4号）
