2021年3月に東京・シアタークリエで上演される浦井健治主演ミュージカル『ゴースト』の追加キャストが発表され、2018年版から引き続きとなる咲妃みゆ、森公美子の他、新たに桜井玲香、水田航生が出演することが分かった。
本作は1990年に公開され、世界中を感動の渦に巻き込んだ大ヒット映画『ゴースト/ニューヨークの幻』を基に、映画版で第63回アカデミー賞脚本賞を受賞したブルース・ジョエル・ルービンが手がける脚本・歌詞と、音楽・歌詞を担うデイヴ・スチュワート&グレン・バラードが紡ぐ切なくも激しいメロディとが一体となって誕生したミュージカル作品。
日本でも2018年に浦井主演で上演され、好評の内に幕を下ろした。今回もサム役を浦井が務め、モリーは咲妃と桜井がWキャストで演じることに。また、カールを水田、オダ・メイを森が務めることも発表された。
以下、キャストのコメントを紹介。
◆浦井健治
この作品から、人生は一瞬一瞬がかけがえのないものであり、出逢えた人との時間は何よりも大切で、尊いものだと学びました。またあの作品の世界に触れられる喜び!森さん扮するオダ・メイとのコンビも復活です!
この作品のテーマである、永遠の愛は、人間愛。きっと人生には、様々な愛が散りばめられ、継承され、繋がっていけるんだと思います。
信じることの素晴らしさを改めて感じつつ、有限である生きることの意味や、人間らしく生きることについて考えていけるような、演劇の時間になりますように・・・。
◆咲妃みゆ
再び今作品に携われることになりとても嬉しいです。初演時から今日に至るまで、世界は凄まじい変化を続け、私自身も様々な経験を経て歩んで参りました。培った全てを注ぎ込み、気持ち新たに”モリー”と向き合いたいと思います。皆さま是非劇場に足をお運びくださいませ。お目にかかれる日を心待ちにしております!
◆桜井玲香
映画版が素敵で好きな映画作品のひとつです。今回出演させていただける事、とても嬉しいです。初演は拝見出来ていませんが、ミュージカル版は魅力的な楽曲が多く、サントラをよく聴いています。モリーのもがきながらも一生懸命生きようとする力強さをしっかり演じられたらと思います。
◆水田航生
サスペンス、ロマンス、ファンタジー、コメディと一作品で全てを網羅できる、大好きな作品です。そしてそれにミュージカルというエンターテインメントがまた一つ上乗せされるミュージカル『ゴースト』。この世界で演じられる事が楽しみでなりません!再演からの参加ですが初演の素晴らしさを踏襲しつつ、自分が演じる新たなカール像を作れるように稽古から励んでいきます!
◆森公美子
私自身、この作品に出演出来た事を感謝しました。2011年の東日本大震災から、10年目の3月にこの作品が再演される事の意味を考えると感慨深いです。何か!私は、この作品が持つ愛を皆さんにもっと知っていただきたいと心から思っております。演出家のダレンは、『風の電話』の話を私達出演者にしてくれました。震災で、亡くなった家族への電話ボックスです。その電話は、絶対に、相手の方に届いていると、信じます。是非、ミュージカル『ゴースト』に出会って下さい。
ミュージカル『ゴースト』は2021年3月に東京・シアタークリエにて上演される。