上海で劇場が約4ヶ月ぶりに再開、座席数は30%未満に制限

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上海で、一部劇場が開館した。上海では、新型コロナウイルスの影響で2020年1月下旬から閉鎖されており、約4ヶ月ぶりの再開となる。

中国では、5月14日に文化観光部が劇場、インターネットカフェ、娯楽場所の再開に関する防疫コントロールガイドラインを発表。秩序を持ってこれらの再開を推進するとした。国務院の指導意見に基づき判断された高リスク地域では、引き続き劇場での上演活動はできないが、低リスク地域では、観客数を劇場の座席数の30%未満に制限し、座席間隔は1メートル以上取ることで実施できる(当地政府の同意を得ることが必要)。

公演(チャリティー演奏会)が行われたのは、1,015席のオペラハウス上海東方芸術中心(Shanghai Oriental Art Center)。入場時に国際空港と同じ規格の体温検査が行われ、館内の消毒を徹底するなどの対策が取られた。チケットの券面裏には「マスクの常時着用」と印刷されていたという。

劇場には約300人が来場したほか、複数のプラットフォームでオンライン生放送も行われた。

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