三谷幸喜の傑作会議コメディ『12人の優しい日本人』を、特別に三谷の許可を得てリモートで読み合わせ、それをYouTube Liveで生配信する会、題して『12人の優しい日本人を読む会』が2020年5月6日(水)に行われることが明かされた。
『12人の優しい日本人』とは三谷が劇団(東京サンシャインボーイズ)時代に書き下ろした戯曲。「もしも日本にもアメリカのような陪審員制度があったら・・・?」という架空の設定で描かれた法廷劇・密室劇・そしてコメディ作品である。
東京サンシャインボーイズは1994年より「30年間の充電期間」に入っていたが、この事態に急遽集合する形となった。発起人は近藤芳正。演出は三谷幸喜フリークの若手演出家・アガリスクエンターテイメントの冨坂友が務める。
出演は西村まさ彦をはじめとする1992年東京サンシャインボーイズでの上演版のオリジナルキャストを中心に、吉田羊、Prayers Studioの渡部朋彦、妻鹿ありから個性豊かな俳優陣。
出演者一同が全員自宅にてWEB会議アプリ「ZOOM」をつかって『12人の優しい日本人』を読み、それをYouTube Liveで生配信する完全リモートのスタイルでの配信となる。
コンセプトは「どんなに、ぐだぐだになっても最後まで続ける」。回線の状況、端末の不具合などで通信が乱れたり、映像や音声に遅延が起こる可能性があるが、コンセントを貫き、読み合わせを最後まで続ける。
◆『12人の優しい日本人を読む会』
【日時】2020年5月6日(水) 14:00~(前半)/18:00~(後半)
※もともと一幕の長編作品を、配信の状況を鑑み、二分割して配信
【料金】無料
【視聴方法】YouTube Liveにて配信
【URL】https://12nin-online.jimdofree.com/