内藤大希、福井晶一ら出演『Fly By Night~君がいた』はNY大停電の夜をモチーフとした群像劇ミュージカル

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停電の夜を舞台にしたロマンティックな群像劇ミュージカル『Fly By Night~君がいた』が、2020年9月に東京と神奈川で上演されることが決定した。本作は、舞台制作カンパニーのconSept LLCのプロデュースによるMusical Drama(ミュージカルとストレートプレイの融合)シリーズ第4弾。出演者には、内藤大希、福井晶一、原田優一、青野紗穂、万里紗、遠山裕介、内田紳一郎が名を連ねた。

モチーフとなっているのは、1965年11月9日に実際に北アメリカとカナダを中心に起こった大停電(ニューヨーク大停電)。この停電で実際に約2500万人の人々が暗闇の中で12時間過ごすことになったという記録が残っている。しかし、はっきりとした原因は分からず、「UFOの攻撃があった」といった話が都市伝説のように残っているほどの大事件だったという。

日本語上演台本・訳詞・演出を手掛けるのは、第27回読売演劇大賞で優秀作品賞を受賞した板垣恭一。音楽監督は桑原まこが務める。

【あらすじ】
1964年11月9日。母の葬儀を終えたハロルド(内藤)とその父・マックラム(福井)。
ハロルドは遺品の中にギターを見つけ「母さんはギターを弾いていたの?」と驚きつつ、形見として持ち帰ることにする。一方すっかり気落ちしたマックラムは、妻が大好きだった「椿姫」のレコードを聞きながら毎日を無為に過ごすようになる。

ちょうど同じ頃、人口1,000人ほどの田舎町サウス・ダコタで暮らしていたダフネ(青野)は、女優を目指してニューヨークに行くことを決意。姉のミリアム(万里紗)に一人では心もとないからと泣きつき、母を説得。姉妹は一緒にニューヨークで暮らすことになる。

行動的なダフネと、星や宇宙が大好きで内気なミリアム。ダフネは洋服店で働きながらオーディションを受ける日々を過ごすが、ある時、店の近くのサンドイッチ屋で働いていたハロルドと出会い恋に落ちた。

ある日、ダフネがオーディション会場で若手劇作家のジョーイ(遠山)に見初められ、新作ミュージカルの主役に抜擢される。その稽古に明け暮れるうちハロルドとすれ違い始めるダフネ。一方、ミリアムは突然現れた占い師(原田)に未来を予言されるが、その中に出てきた恋人の条件に合致するのはなんとハロルド。彼女は自身の気持ちに戸惑い田舎へ逃げ帰ってしまう。

サンドイッチ屋のオーナー・クラブル(内田)は今日も、優柔不断なハロルドに発破をかけている。孤独を募らせたマックラムはある決心をする。そして1965年11月9日、ニューヨーク大停電が起きた――。

Musical Dramaシリーズ第4弾『Fly By Night~君がいた』は、以下の日程で上演される。

【東京公演】9月1日(火)~9月13日(日) シアタートラム
【神奈川公演】9月19日(土)~9月22日(火・祝) 横浜赤レンガ1号館3Fホール

【公式サイト】https://www.consept-s.com/

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