東野圭吾の直木賞受賞作「容疑者 Xの献身」が、キャラメルボックス・成井豊の脚本演出で2020年5月に上演されることが明かされた。
出演はキャラメルボックスの舞台で数々の主演を務めた筒井俊作、多田直人、渡邊安理らに加え、柿喰う客の永島敬三、鹿殺しのオレノグラフィティなど、各劇団の主力俳優たち。
【あらすじ】
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、ある夜、不審な物音を聞く。アパートの隣室に住む花岡靖子の部屋で何か起きたらしい。
彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。
◆成井豊(脚本・演出)
『容疑者Xの献身』、いよいよ3度目の挑戦です。今回はキャストを一新して、20〜30代中心のフレッシュなメンバーを揃えました。みんなで一致団結して、この切なくも美しい物語に立ち向かいたいと思います。新しい石神と、新しい湯川の対決にご期待ください。もちろん僕もがんばります。