ピウス企画が、舞台『プレイルーム』と『ライフメイカー』を2作同時上演する。『プレイルーム』の主演を務めるのは荒木健太朗、『ライフメイカー』の主演を務めるのは町田慎吾。二人を中心に据え、2020年3月に二つのサスペンスストーリーが幕を開ける。
荒木は、小劇場から役者としてのキャリアを積んできた実力派。2015年のミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演より源義経役を務めているほか、『メサイア』シリーズや、逆2.5次元舞台『錆色のアーマ』シリーズなどで活躍している。
町田は、長年の経験やダンス力を武器に活躍の幅を広げ、2019年3月には舞台『紅葉鬼』で初の演出を経験。また、同年9月には佐藤永典、ほさかようと共に演劇ユニット「町田と佐藤、あとほさか」を立ち上げた。
ピウス企画は、30代、40代の役者を中心としたクライムサスペンス作品を多く手掛けており、『プレイルーム』『ライフメイカー』は、どちらも脚本・演出を広瀬格が手掛ける。多くの伏線を張り巡らせる綿密な作風を得意とする広瀬が、荒木、町田と共に濃密な演劇空間を創り上げる。
『プレイルーム』には、荒木のほか、増田裕生、畑中智行(キャラメルボックス)、藤尾勘太郎、木村若菜、高久健太、広沢麻衣、永井幸子(ブルドッキングヘッドロック)、樋口泰子(無名塾)が出演。
『ライフメイカー』には、町田のほか、小玉久仁子(ホチキス)、山崎雅志(ホチキス)、太田清伸、永石匠、澤田拓郎、はぎのりな、あわつまい、篠原功(演劇集団SUNK)。
ピウス企画 2作同時公演『プレイルーム』『ライフメイカー』は、2020年3月11日(水)から3月22日(日)まで東京・シアターKASSAIにて上演される(『ライフメイカー』は3月13日スタート)。
【『プレイルーム』あらすじ】
人気小説家・桐野範容の描く超絶サイコサスペンス「ザ・プレイヤー」シリーズの最新刊が発売された。女刑事・水越貴理子を巻き込んだ天才殺人鬼の殺人ゲームは巻を重ねるごとに激化していく。最高傑作との呼び声も高いその新作を、待ち望んでいた読者たちが手にする。物語に浸る幸福な読書体験。それを遮ったのは、本に挟まれていた1枚の紙片だった。
「私の小説の登場人物になりませんか?」
あやしげな文句に惹かれ集まったのは熱心な愛読者たち。池袋駅近くの廃墟に招かれた彼らの前に、桐野範容を名乗る人物が現れる。
「登場人物として、殺人鬼『プレイヤー』のゲームに参加してください」
参加した読者たちの行動をもとに、桐野がこれから新作を書こうというのだ。自分の大好きな小説の登場人物になれる。迷わず参加を決めた彼らに、殺人ゲームのルールが説明される。
殺人鬼に指定された今回のゲームは『鬼ごっこ』だった。
「それでは、ゲームを始めましょう」
作家・桐野範容の“想像の世界”を舞台にして、天才殺人鬼が鬼となる“恐怖の鬼ごっこ”が始まる――。
【『ライフメイカー』あらすじ】
これは、人生をやりなおすためのプロジェクト。
エンドロジックという会社がある。
巨大企業だが社員の自由な発想に資金を出すことで知られ、事業内容は多岐に渡る。
3日前その社内で新たなプロジェクトが立ち上げられ、参加者を募集するメールが送信された。
同じ頃、世間では「プレイヤー」と呼ばれる殺人鬼が起こす連続爆殺事件が頻発していた。
集められた参加者たちは、プロジェクトを成功させることができるのか――。
【チケット購入先詳細】『プレイルーム』/『ラフメイカー』
【ピウス企画公式Twitter】@infostpius