2016年に初演し、今回で記念すべき5回目を迎える『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート』が2020年も開催される。
本年はクラシカルな往年のミュージカル作品から近年の作品まで、新旧楽曲を織り交ぜながら、新春に相応しい華やかなコンサートが予定されているとのこと。
今回集結したのはアリ・エウォルト、エマ・キングストン、ディーン・ジョン=ウィルソン、リチャード・H・ブレイク、ライアン・シルヴァーマン、マイケル・ゼイヴィアの6名。
◆アリ・エウォルト
2006年にリバイバル上演された『レ・ミゼラブル』のコゼット役でブロードウェイデビュー。『ウエスト・サイド・ストーリー』のマリア役を国内外で演じたのち、ト二―賞最優秀リバイバル賞を受賞した『王様と私』に出演。2016年にはアジア系アメリカ人として初めて『オペラ座の怪人』のクリスティ-ヌ役に抜擢された。ブロードウェイで同役を2 年以上演じ、30 周年公演の主演も務め注目を集めた。2009年の『ウエスト・サイド・ストーリー』で来日。今回が待望の再来日。
◆エマ・キングストン
『レ・ミゼラブル』(エポニーヌ)、『屋根の上のヴァイオリン弾き』(ホーデル)、『イン・ザ・ハイツ』(ヴァネッサ)のほか、ウエストエンドのコンサートに多数出演する圧倒的な歌声と表現力の持ち主。2018 年に来日した『エビータ』のインターナショナルツアーではアンドリュー・ロイド=ウェバー(作曲)らオリジナル・クリエイター直々にエヴァ役に抜擢され、その並外れた歌唱力で観客を魅了した。今回、待望の再来日が実現。
◆ディーン・ジョン=ウィルソン
『アラジン』ウエストエンド初演時のアラジン役に大抜擢され、続いて渡辺謙、ケリー・オハラ主演で絶賛された『王様と私』ロンドン公演の若き恋人、ルンタ役を務めた。この公演を映像に収めたロンドン版『The King and I 王様と私』にも出演。今注目の英国若手俳優。その他の出演作に『天使にラブ・ソングを…』『Songs for a New World』『Here Lies Love』など。今回が初来日。
◆リチャード・H・ブレイク
『レント』(ロジャー)『アイーダ』(ラダメス)『ヘアスプレー』(リンク)『ウィキッド』(フィエロ)のほか、『サウンド・オブ・ミュージック』『サタデー・ナイト・フィーバー』『キューティ・ブロンド』『ジャージー・ボーイズ』『ウェディング・シンガー』などブロードウェイでの出演作は15 作品にのぼる超実力派俳優。最近では『ブロンクス物語』のオリジナルキャストとして、映画版でロバート・デ・ニーロが演じたロレンツォ役を演じた。今回が初来日。
◆ライアン・シルヴァーマン
ウエストエンドでリバイバル上演された『ウエスト・サイド・ストーリー』のトニー役を演じ絶賛され、フィラデルフィア管弦楽団の公演やシティセンター『アンコール!』などでも同役を務めた。ブロードウェイの代表作に『オペラ座の怪人』『シカゴ』『サイド・ショウ』(ドラマデスク賞ノミネート)など。『パッション』のリバイバル公演でもドラマデスク賞にノミネート。2018年にはオーチャードホールでのNHK交響楽団による『ウエスト・サイド・ストーリー』で初来日。今回が2度目の来日。
◆マイケル・ゼイヴィア
『ミス・サイゴン』『マイ・フェア・レディ』『マンマ・ミーア!』『イントゥ・ザ・ウッズ』(ローレンス・オリヴィエ賞ノミネート)『オペラ座の怪人』など、ウエストエンドを中心に活躍する人気俳優。大女優グレン・クローズの相手役として『サンセット大通り』でブロードウェイ・デビューを果たし、続いて『プリンス・オブ・ブロードウェイ』のブロードウェイ公演に出演。2018年の『アンドリュー・ロイド=ウェバー ミュージカル・コンサート』に続き、今回が2度目の来日となる。
PGF生命presents『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2020』は2020年1月11日(土)から1月13日(月・祝)まで東京・東急シアターオーブにて上演される。