駆け上がれTravis Japan!初の単独主演舞台『虎者-NINJAPAN-』開幕

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ジャニーズJr.内の人気グループ「Travis Japan」が初単独主演を務める舞台『虎者-NINJAPAN-』が、2019年11月2日(土)に東京・サンシャイン劇場で開幕した。「Travis Japan」は、宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗の7名で構成されたグループで、高い身体能力とパフォーマンス力で人気を誇っている。すでに公開されている本公演のテーマソング「Namidaの結晶」は、開幕前にすでに再生回数200万回を突破した。

滝沢秀明が構成・演出を手掛けた第1部では、Travis Japan扮する虎者(とらじゃ)が“愛・絆・家族”をテーマに戦う姿が描かれ、第2部では「SHOW TIME」と称してTravis Japanの7名と、ジャニーズJr.の影山拓也、佐藤新、長谷川純が楽曲を披露する。

(以下、物語のあらすじに触れています)

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近未来を舞台に“絶対的な神”として人々を支配する闇の帝王・朱雀(長谷川)が率いるのは、紅孔雀(宮近、松田、松倉)と碧鷲(中村、七五三掛、川島、吉澤)、カゲロウ(松田リマ)・オオワシ(影山)・ハヤブサ(佐藤)。初めは朱雀を父と従っていた紅孔雀たちが、ある出来事をきっかけに正義に目覚め、闇の帝王に戦いを挑む。劇中では、映像や光るポールを用いながら歌やダンスを披露。それぞれの個性を発揮しながらも団結力を見せるパフォーマンスは必見だ。

中でも注目なのが、メンバー初挑戦の 「ウォールトランポリン」(※トランポリンを使った壁登り)。トランポリンの力を使い、一歩、また一歩と壁を駆け上がっていく姿は、まるでこの作品を機に新たな階段を上った彼らを表しているようだ。持ち前の身体能力を活かしたアクロバティックな動きに目を奪われる。

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屋良朝幸が全体的な振付を担当した第2部のSHOW TIMEでは、「千年メドレー」のほか「愛のかたまり」「愛されるより愛したい」などジャニーズの歴史を感じさせる楽曲を披露。ほかにも、松倉が作詞を、川島が作曲を手掛けた「ものさし」やグループ初のバラード「Together now」など、音楽の分野でも新たな挑戦をしている。Travis Japanを中心に全キャストが楽しく歌って踊るポップな曲から、胸を打つしっとりとしたバラードまで、様々な楽曲に観客の熱気も高まる。

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囲み会見で、開幕を迎える心境を語ったTravis Japan。ゲネプロを終えた現在の心境を聞かれた宮近は「清々しいです」と答えた。芝居だけでなく、アクションシーンも豊富に散りばめられている本作の稽古を振り返り、七五三掛が「人生で一番筋肉痛になりました」、中村が「ウォールトランポリンの練習をしていると、背中の部分が羽みたいに明るくなるんです。全員で『これが男の勲章だ!』と背中の写真を撮りました」と笑いながら語った。

グループ初単独主演ということで、これまでよりも長い期間稽古に励んできた7名。中でもウォールトランポリンの習得に苦戦した七五三掛と松倉は、互いに切磋琢磨しながら練習したそう。

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“初挑戦”の話題に続き、新曲「ものさし」の作詞をした松倉は、楽曲を“等身大”だと話し、「人生で感じたことを歌詞にしました。自分から見てもいいものができたと思います」と自信をのぞかせた。また、10月頭に完成したことから、川島が楽曲を「新生児ですね。今、3500グラムくらいだと思います」とたとえ、報道陣の笑いを誘った。

注目ポイントについては、第2部で披露される「Take it! Make it!」(ときめき)だと松田。「全キャストでサビを踊るのですが、みんながかわいく見えてきて。楽しい楽曲なので、お客様も一緒に踊ってくれたら嬉しいです」と呼びかけた。他にも、中村が吉澤に一発ギャグを振り、見事に滑ると川島が「Travis Japanの“絆”も深まって、(吉澤)閑也の“傷”も深まりましたね!」とフォローを入れるといった、仲睦まじい様子が伺える囲み会見となった。

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誰かを愛する気持ちや仲間・家族の絆を、豊富なアクションや楽曲を通して描かれた本作。Travis Japanの愛称「とらじゃ」がタイトルにある通り、これからの彼らへの期待を感じられる仕上がりとなっていた。

舞台『虎者-NINJAPAN-』は、以下の日程にて上演。上演時間は約2時間10分(休憩有り)を予定。

【東京公演】2019年11月2日(土)~11月10日(日) サンシャイン劇場
【京都公演】11月15日(金)~11月24日(日) 南座
【名古屋公演】11月26日(火)・11月27日(水) 御園座
【広島公演】11月30日(土) 上野学園ホール

(取材・文・撮影/高城つかさ)

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