小笠原健、渡辺和貴らで『げんせんじゃ~!』老舗温泉旅館の奇策の行方

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2019年8月7日(水)に東京・CBGK シブゲキ!!にて、東京印公演 vol.16『げんせんじゃ~!』~宝や旅館~2019が開幕した。東京印は、1998年に長戸勝彦を中心に設立された演劇ユニット。本作は、長戸の作・演出で2013年に同ユニットにて初演された人気コメディで、キャストを変えながら6年連続で上演されている。

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今回は、小笠原健、渡辺和貴、久下恭平、吉田翔吾、山木透、薫太、糸川耀士郎、向野章太郎(劇団プレステージ)、長戸勝彦、なだき武が参加。

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物語の舞台は、数百年続く老舗の温泉旅館「宝や」。亡き父親の後を継ぎ旅館を切り盛りしている若社長の周りには、思い込んだら前にしか進めない無鉄砲だけど憎めない男、身体にハンディを抱える弟とそれを支える心優しき兄、何を考えているか分からないサボり癖のある訳ありジイさんに、自分の将来に悩み苦しんでる男・・・などなど、一風変わった従業員たちが集まっていた。

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一見のんきな「宝や」だったが、実は先代からの借金問題があり、従業員たちはそれに頭を抱えていた。さらに宝やの土地と豊富な源泉を狙った黒い影が・・・。このままでは「宝や」が危ないと、ある日、一人の男が奇策を切り出す。
「ご当地ヒーローを作りこの旅館を盛り上げよう!」

起死回生を狙い盛り上がる従業員たちのもとに、伝説のヒーローがやって来た。しかし、彼は前代未聞の運動音痴で?!果たして宝やの命運は――。

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秀逸なのは、物語の後半で繰り広げられる「ゲンセンジャーショー」。毎年、ステージと客席が一体となって大盛りあがりを見せるという。中でも、そこで歌われる楽曲「湯けむり泉隊ゲンセンジャー!」はインパクト大!一度聞いたら、耳から離れなくなるのでは・・・。

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主演の小笠原は「今年の夏に負けないくらい、熱い作品に仕上がったと思います。今回は真夏の温泉宿をテーマにしていますが、そこで複雑に絡み合う人間関係、友情、様々な試練に立ち向かう仲間たちとのドラマを描いています。この熱い物語ですが、8割コメディーベースで進んでいきますので、どなたでも気軽に楽しんでいただけると思います。そして、物語の終盤ではお客様に助けていただかないと進めないゾーンがありますので、何卒よろしくお願いします!ここ、大事です!皆様、よろしくお願いします!」とコメントを寄せた。

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東京印公演 vol.16『げんせんじゃ~!』~宝や旅館~2019は、8月12日(月・祝)まで東京・CBGK シブゲキ!!にて上演。上演時間は約2時間を予定。

【公式Twitter】@gensen2019

(撮影/ノザワトシアキ)

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