2019年11月より、脚本・演出家なるせゆうせいが「食育」をテーマに描く、命の食べ方をテーマとした完全オリジナル作品『明日、君をたべるよ』が上演される。本作は2014年に杉並演劇祭で優秀賞を獲得し、2016年に再演。今回が3度目の上演となる。
主演を務めるのはAKB48チーム8で活躍中の濱咲友菜と、グラビア活動やミュージカル、バラエティー等で知られる寺本莉緒。Wキャストで主人公のサナギ役を演じる。ほかにはミゾレ役に村田寛奈、ヤマビコ役に遠藤みゆの名前が明かされている。追加キャストは順次、公式Twitterにて公開予定。
【あらすじ】
都会ッ子でへそまがりな少年サナギ(濱咲/寺本)は、母親の再婚を機に田舎へ引越してくるが慣れない田舎暮らしに閉塞感を感じていた。しばらくして再婚相手の連れ子のミゾレに連れられて1頭の牛の世話を始める。うしのすけと名付けられた牛の世話に、最初は嫌がっていたサナギだが徐々に心を開いていく。
そのうしのすけはやがて食べられてしまう食育用のウシだとは知らずに・・・。やがて、少年は「いただきます」の本当の意味を知る。一人の少年と一頭の牛が織りなす命の物語。
『明日、君をたべるよ』は11月20日(水)から12月1日(日)まで、東京・東池袋アトリエファンファーレにて上演される。