米原幸佑&八島諒&若菜太喜がユニット結成!音楽の力で歴史を変えられるのか『SORAは青い』開幕

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2019年2月6日(水)に東京・博品館劇場にて舞台『SORAは青い』が開幕した。本作は、“音楽の力”をテーマにタイムスリップしてしまった主人公たちの活躍と、戦国時代に生きる姫との出会いを描くオリジナル青春活劇。脚本は秋之桜子、演出は滝井サトルが手がけている。

出演は、米原幸佑、八島諒、若菜太喜、緑川睦、星智也(文学座)、丸川敬之(花組芝居)、竹田亮、平松可奈子、中村誠治郎。

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同じ施設で育った義経(米原)、タケル(八島)、道真(若菜)の3人は「The Sky’s The Limit」というボーカルユニットを結成し、メジャーデビューを目指して音楽活動をしていた。ある日、野外ライブでのリハ中に突然の落雷により意識を失ってしまう。3人が目を覚ますと、そこは戦国時代の京都・鴨川三条大橋の河原。さらに「駕籠から逃げ出してきた」という駒姫(平松)と名乗るお姫様まで現れ、知らず知らずのうちに歴史の核心へと触れていく。

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米原演じる義経は「The sky’s the limit」のリーダー・メインボーカル担当で他の二人を引っ張る兄貴的存在だ。夢へ一直線の熱血漢を米原は爽やかかつ熱く演じている。歌唱シーンではユニットならではのフォーメーションなどアーティスト活動では見られないシーンを披露し、また「今までで一番過酷」という刀を使ったアクションシーンは、中村(ウルジ役)による魅せる殺陣を猛稽古。ステージでも凛々しい汗を流していた。

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義経と運命的な出会いをするヒロイン・駒姫役には平松。最上家の姫君は素直で冒険心旺盛な性格で自由に憧れ義経たちを振り回すが、武士の娘として内に秘める芯の強さを平松は繊細にそして華やかに熱演。涼やかな声に可憐な衣裳、踊りのシーンほか見どころ満載だ。

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その最上家・家臣ウルジ役の中村は、姫を守る立場にありながら自身の地位のためにある行動を起こし義経たちの前に立ちはだかる。プライドが高く野心家、しかも剣の腕もたつウルジは中村のハマり役。ヒリヒリと威圧的に追い込んでいく様をガチンコの殺陣シーンと共にじっくり堪能して欲しい。

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八島が務めるタケル役は「The sky’s the limit」のサブボーカル・ダンス&RAP担当、タイムスリップにより心細い中でも明るくふるまうムードメーカー。どんな状況でも素直なタケルを八島は表情豊かに表現している。自身も音楽ユニットで活動していたこともあり、その経験がこのタケル役に生かされているように見える。

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そして同じくサブボーカル・ダンス&RAP担当の道真役には若菜。道真は3 人の中では一番歳下のせいか自由で活発。いち早く環境に慣れタイムスリップすら楽しんでいるよう。歴史の一部になった境遇に興奮気味な道真を、俳優として挑戦を続ける若菜は体当たりで演じていた。

道真の歴史好きが功を奏し自分達の置かれた状況を理解しながら、この時代に来てしまった理由を探っていく義経、タケル、道真。彼らが時空を超えてきたのはこの空が“音楽の力”で繋がったから。

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音楽は、米原と音楽ユニット「ヨースケコースケ」で活動中のサカノウエヨースケが手掛けており、3人の熱気が伝わってくる曲「君と重ねる時代の軌跡」のほかにも、楽曲を書き下ろしている。楽曲をより楽しめるアフターライブイベントも開催予定なので、そちらにもご注目いただきたい。

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さらに緑川睦が演じる芝居小屋の主人・佐平治、星智也(文学座)演じる剣の達人・弁慶、丸川敬之(花組芝居)の古物商・又吉役、竹田亮によるウルジの隠密・イザ役など京都の人々との交流も見逃せない。

開幕にあたり、メインキャストよりコメントが届いている。

◆米原幸佑(義経役)
「SORAは青い」初日が開きました!カンパニーの全員がこの舞台を好きでいてくれていることが嬉しく、その空気感がお客さんも含めて共有出来れば最高だなと思います。明日からもまだまだ銀座で暴れているので、皆さん一緒に楽しみましょう!

◆八島諒(タケル役)
ついに初日。この1ヶ月青い空を見上げて「今日も空は青いな」と思いながら稽古場に入ってました。稽古期間中ずっと天気が良かった気がします。これもまた縁起の良さを感じます。タイムスリップ・・・こんな不思議なことがあったらいいなと思い演じて来ました。夢のような現実を当たり前のように受け止めタケルとして生きたいと思います。現代と昔、変わった事は多いけど変わらないこともあることに気づかされました。観てくださるお客様の心にもこの素敵な物語が届くよう全身全霊でお届けします!

◆若菜太喜(道真役)
僕はこの舞台『SORAが青い』が人生で2回目の舞台です。今回こうしてこの作品に携われたこと、演出の滝井さんはじめ、素敵な皆と一緒に作品を創れたこと、そして観に来てくださるお客様がいてこうして無事に初日をむかえることができたこと、本当に幸せに思います。千秋楽まで全力でいい作品をお届けできるようがんばります!!

◆平松可奈子(駒姫役)
本日、無事初日を迎えることができました。このお話をいただいた時、女性キャストが一人でヒロインと聞いて、初めての体験だったのでとても不安な気持ちの中稽古が始まりました。脚本家の秋之さんや演出の滝井さんがとても細かく丁寧にアドバイスをくださり、所作や佇まいも教わりながら丁寧に駒姫を作り上げてきました。紅一点として輝けるようにこれからの本番を楽しみたいと思います。空はいつの時代も青く、繋がっているように、この舞台も無限の可能性を秘めていて、これから続いていく愛される作品になれば嬉しいです!!

◆中村誠治郎(ウルジ役)
今回の目標はまず、米原幸佑をかっこよく!をテーマに殺陣をつけさせていただきました。本人曰く今までで一番過酷とのことですが、戦うこうちゃんの姿は最高でございます。弁慶役の星さんもイザ役の竹ちゃんもアンサンブルの皆も、僕の想像を超えるくらい真摯に向き合ってくださいました。そんな彼らの姿を見てると必然的に厳しくなってる自分がいました。疲れた~って汗だくなのに、清々しいほどの笑顔だし。最高の仲間です。皆を信じ、自分も信じ、千秋楽まで突き進みたいと思います。

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舞台『SORAは青い』は、2月6日(水)から2月10日(日)まで東京・博品館劇場にて上演。なお、2月7日(木)14:00公演と2月9日(土)13:00公演では「The sky’s the limit」のアフターライブが開催される。劇場では、DVDの予約も受付中(4月下旬発送予定)。

【公式HP】http://skylimit.info/
【公式Twitter】@Sora_TheSkys

(C)舞台「SORAは青い」

(撮影/渡辺慎一)

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