『憂国のモリアーティ』が、2019年5月にミュージカル化されることが発表された。これは、2018年12月22日(土)に千葉・幕張メッセにて行われている「ジャンプフェスタ 2019」内の「ジャンプSQ.ブース」にて発表されたもの。メディアミックスプロジェクトとして、ミュージカル化に加え、舞台化も予定されている。
原作は「ジャンプSQ.」(集英社)で2016年8月から連載されている人気漫画(構成:竹内良輔、漫画:三好輝)。コミックスは7巻(2018年12月現在)まで刊行され、発行部数は累計100万部を突破。
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を原案に、ストーリーをホームズ最大の宿敵であるモリアーティ教授視点で再構築。上流階級の人間たちに支配され差別が蔓延している19世紀末の「大英帝国」を舞台に、階級制度による悪を取り除き理想の国を作ろうとするモリアーティと、宿敵シャーロック・ホームズの戦いを中心とした物語が展開する。
ミュージカル版では、W主演としたウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役を鈴木勝吾、シャーロック・ホームズ役を平野良が演じる。さらに、アルバート・ジェームズ・モリアーティ役には久保田秀敏、ルイス・ジェームズ・モリアーティ役には山本一慶、セバスチャン・モラン役には井澤勇貴、フレッド・ポーロック役には赤澤遼太郎、ジョン・H・ワトソン役には鎌苅健太、ダブリン男爵役には山岸拓生、エンダース伯爵役には小南光司が決定。
ミュージカル版の脚本・演出は、西森英行(InnocentSphere)。音楽は、多数の企業CMを手掛け、演奏家としても多くのアーティストの作品に参加しているただすけが担当。楽器の生演奏を交えた作品となる予定だ。
ミュージカル『憂国のモリアーティ』は、2019年5月10日(金)から5月19日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて、2019年5月25日(土)・5月26日(日)に大阪・柏原市民文化会館リビエールホール 大ホールにて上演される。
【あらすじ】
時は19世紀末、大英帝国最盛期(パクス・ブリタニカ)のロンドン―。
古くから根付く完全階級制度により、上流階級の人間達に支配されている「大英帝国」。
生まれ落ちた時から一生涯の身分が決まるこの社会制度は、必然的に人間同士の差別を生んだ。
そんな中、階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとする青年がいた。
これはジェームズ・モリアーティ、或いはシャーロック・ホームズの敵(かたき)の話―。
【公式HP】https://www.marv.jp/special/moriarty/
【公式Twitter】@mu_moriarty
【公式Instagram】@mu_moriarty
(C)竹内良輔・三好 輝/集英社 (C)ミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト