まもなく7月12日(木)に開幕する、舞台「魔法先生ネギま!~お子ちゃま先生は修行中!~」。本作は、アニメ化やドラマ化などメディアミックス展開されてきた人気コミック(作:赤松健)の初舞台化作品となる。主演を務めるのは、元乃木坂46の生駒里奈。そのビジュアル撮影の模様をレポートする。
スタジオに到着すると、すでにそこには緑のスーツに丸いメガネ姿の生駒の姿があった。生駒が演じるのは、若干10歳の天才魔法少年、ネギ・スプリングフィールド。立派な魔法使いになるため、女子中学校で教師として修業することになる“ネギ先生”だ。現在22歳となった生駒だが、持ち前のピュアさとボーイッシュさを混ぜ合わせ、すっかり少年の雰囲気に。
撮影小道具の分厚い本や杖を手に、カメラの前で次々とポーズを決めていく。この日が、役と向き合う初めての日ということだったが、生駒はしっかりと原作を研究している様子で「こっちの方がネギくんっぽいのでは?」「ネギくんだったらこうするかも」と、積極的にスタッフと意見交換をしていた。
続いては、“浮遊感”を求めた撮影が始まる。つま先までピンと伸ばしたポーズを求められるため、どんどんキツい体勢になっていくが、しっかりとした体幹できれいな絵を作っていく。足の角度、顔の角度、杖にくくられた布のひらめき具合と、微調整を続けながら重ねられていくシャッター音。時間が経過する中でスタッフに「大丈夫?」と声をかけられると、「足が限界を越えそうです・・・(笑)」と本音を漏らす場面も。
どんな状況でも“ネギ先生”を考え続ける生駒の姿は、カッコいい。そう、生駒里奈はカッコいいのだ。新たな環境に気負いすぎず、未来へ向ける強い眼差しを持っている。多くの経験と応援の声に押された背中は、しっかりと新たな一歩を踏み出していた。乃木坂46卒業後初の主演舞台で、どんな“ネギ先生”を見せてくれるのか、楽しみだ。
舞台「魔法先生ネギま!~お子ちゃま先生は修行中!~」は7月12日(木)から7月16日(月・祝)まで、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演される。
【公式サイト】https://www.nelke.co.jp/stage/negima/
【公式Twitter】@stage_negima
(C)赤松健/講談社
(C)赤松健・講談社/舞台「魔法先生ネギま!」製作委員会2018
(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)