和太鼓エンターテインメント集団「DRUM TAO(ドラムタオ)」の新作、『RHYTHM of TRIBE~時空旅行記~』が、2018年5月11日(金)に公開リハーサル公演として大分・日田市民文化会館パトリア日田にて開幕した。
今回の新作では、日本の伝統芸術をさらに進化させたエンターテインメントとして、SAMURAIたちが過去と現在、未来を行き交う魂の旅をテーマに表現。圧倒的な音表現を持つ和太鼓を中心に篠笛・三味線・琴などを用い、日本の伝統芸術の枠を超えて、想像を裏切る「最新の日本エンターテインメント」に仕上げている。
開幕にあたり、座長の西亜里沙、メンバーの江良拓哉、演出の藤高郁夫よりコメントが届いた。
◆西亜里沙
前回を越える作品を、と思って毎回取り組んでいますが、今回は特に振付に新しい要素を取り入れることが出来ました。自信を持ってお届けできる作品になると思います。また、これから全国を回る中で、どんどん成長していく作品だと思います。優しさ、温かさ、強さを感じていただけたらと思います。
◆江良拓哉
今回は、幅広い世代のメンバーが音楽ソフトやキーボードの打ち込みなどのデジタルを取り入れて、作り上げました。新たな取り組みですが、誰が創るというより、より多くのメンバーの意見が入って出来上がった作品になりました。最初から最後まで、物語のように楽しんでいただけたらと思います。
◆藤高郁夫(演出)
今回初めて、映画のような作品に挑戦しました。舞台に言葉が出てくるわけではありませんが、全体的に一遍の物語のような作品です。太鼓の作品なのにシナリオを書くという・・・(笑)。楽曲が上がったのが2月という早い時点で、そこからすぐシナリオを書きました。
衣装は、今年もコシノジュンコさんが手掛けているのですが、2017年のミス・インターナショナル世界大会でミス・ナショナルコスチュームを受賞した日本の民族衣装もステージに登場します!
制作過程では、本当に大変でしたが、メンバーだけではなくスタッフの皆さんのおかげで今日を迎えます。皆様、存分に楽しんでください。
DRUM TAO『RHYTHM of TRIBE~時空旅行記~』の東京公演は、7月19日(木)~27日(金)まで豊洲PITにて。全国ツアーの詳細は、公式HPにてご確認を。
【公式HP】http://www.drum-tao.com/
【プロモーション動画】https://youtu.be/krzkA_IhlaQ
なお、TAOの拠点でもある大分県の竹田市久住では、毎年メンバーが手掛ける「夏フェス」が開催されており、盛り上がりをみせている。その「TAOの夏祭り」が、今回東京で初めて開催されることも決定した。開演の2時間前にオープンし、ロビーでのお迎えLIVEなどが行われる予定とのこと。
舞台写真 (C)DRUM TAO