2017年11月に上演される舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」。その上演を記念し、劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」の舞台挨拶付応援上映が、9月20日(水)に東京・新宿バルト9にて行われた。舞台挨拶には、主人公となる一条シン役の橋本祥平をはじめ、舞台版キャストが集結。公演に向けた意気込みなどを語った。
舞台挨拶に登壇したのは、小南光司(神浜コウジ役)、杉江大志(速水ヒロ役)、大見拓土(仁科カヅキ役)、横井翔二郎(太刀花ユキノジョウ役)、長江崚行(香賀美タイガ役)、村上喜紀(十王院カケル役)、五十嵐雅(鷹梁ミナト役)、星元裕月(西園寺レオ役)、廣野凌大(涼野ユウ役)のメインキャスト10名。
大きな拍手の中で迎えられたキャストたちの手には、それぞれの演じるキャラクターの描かれたミニうちわが。まず、応援上映を初めて体験するという橋本は「今日のイベントを本当に楽しみにしていました!僕らも、皆様と一緒に盛り上がっていけたらいいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。
大見は、最新作となる「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」を同劇場で観て、号泣してしまったという。「今日の応援上映は前作ということですが、また泣いてしまうかもしれません(笑)」と、照れ笑いしていた。
劇場版でも、舞台で演じる鷹梁ミナト役の声を担当している五十嵐。舞台版キャストと会った印象について「キラキラしていますね。皆さん、『キンプリ』をちゃんと観てくださって愛してくださっているのが伝わってきて、(このメンバーなら)大丈夫だという安心感がありました!本当に、舞台が楽しみです!!」と満面の笑み。そんな五十嵐に、村上は「いろいろ教えていただきたいな、引っ張っていっていただきたいなと思っております。頼りにしています」と信頼を寄せていた。
『キンプリ』の魅力の一つである、歌、ダンス、ジャンプなどのパフォーマンスで観客を魅了する「プリズムショー」がどのように表現されるのかにも、期待が高まる。舞台で歌ってみたい楽曲について、小南は「やっぱり、舞台のタイトルにもなっている『Over the Sunshine!』を歌いたいですね~。皆さんと歌って踊って、キラキラしたいです。お願いしま~す!」と周囲に同意を求めた。一方、杉江は「『athletic core』も、いい曲ですよね。オバレ(Over The Rainbow)として、皆様に前向きなキラキラした気持ちをお届けできたらと思います」と今から気合十分の様子。
一方、廣野は「もし、できることなら、舞台のオリジナルソングを歌えたらいいなと思います。皆さんのオーラを感じつつ、それをお客様に還元できるような、そういうのをやりたいなって思います」、長江は、「キャラクターとして、先輩と一緒に歌いたいという思いがあるんですけど」と前置きした上で「『ドラマチックLOVE』とか、全員で歌えたらいいですね」と、それぞれ希望を挙げていた。
また、『キンプリ』といえばお風呂のシーン。横井は「舞台でお風呂のシーンを再現するとなると、どうやるんでしょう・・・脱いじゃうんですかね(笑)?でも、印象的なシーンになると思います」と意気込み(?)を口にしつつ、星元に「僕ら、身体を鍛えておかないとね」と同意を求めた。そんな星元は、「お風呂シーンが再現できたら、コミカルに演じられたらいいなと思います」とコメント。
橋本も、お風呂シーンに意欲を燃やす。「“お風呂ソング”なんかも歌えたら楽しいんじゃないかなと思ってるんですけど!きっとコミカルなシーンになると思いますので、皆様に楽しんでもらえるものになったらいいなと思います」と、笑顔いっぱいに語った。
またこの舞台挨拶では、舞台版の新キービジュアル、氷室聖役として栗田学武、法月仁役として前内孝文が出演することが発表された。新ビジュアルの完成を観たキャストたちからは「本当にきらめいてるね!」「近くで見て、目、大丈夫(笑)?」といった声が次々と上がる。杉江が「サングラスがほしいね~!」とボケると、すかさず「あるんだけどね」と胸ポケットを触る長江。それに対し、ナチュラルに「あるのかいっ」と返す杉江に、小南が「なんで急に漫才はじめたんですか?!」とたまらずツッコむ一幕も。
さらに、もう一つのビッグニュース発表のため、橋本が客席に「皆様に、言いたいことがありまーす!」と呼びかけると、応援上映らしく「な~に~?!」と返事が返る。その反応に嬉しげな表情を浮かべた橋本から、大千秋楽公演となる東京公演11月12日(日)17:00の回でライブ・ビューイングが開催されることも発表されると、劇場に集まった約200人のファンからは大きな拍手が沸き起こった。
チケットが激戦となっている本作だが、より多くの人に観てもらえる機会ができたと喜ぶキャストたち。最後に橋本は、「僕は、舞台(の可能性)は無限大だと思っています!この『キンプリ』の世界観も、きっと舞台の上で表現できると思っていますので、ぜひ皆さん、楽しみにしていてください」と呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。
オフィシャル支給
舞台『KING OF PRISM-Over the Sunshine!-』は、11月2日(木)から11月5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、11月8日(水)から11月12日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演される。
(C)T-ARTS / syn Sophia / エイベックス・ピクチャーズ / タツノコプロ /「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」製作委員会2017
(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)