舞台『ローマの休日』が、2017年7月26日(水)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて開幕した。このストレート・プレイ版『ローマの休日』は、出演者3人のみという、意表をつくアイデアの元に作られ、2010年に初演。舞台ならではの大胆さと、映画の世界観を生かした繊細な演出が高く評価され、脚本・演出を手掛けたマキノノゾミは第36回菊田一夫演劇賞を受賞、2012年には再演もされている。
今回の上演では、初演キャストである吉田栄作、朝海ひかる、小倉久寛の3名が7年ぶりに再集結。ジョーとアン王女の淡くせつない恋愛模様、ジョーとアーヴィングの熱い友情、そして3人の人間ドラマを、凝縮された舞台空間の中で、映画版よりもさらに色濃く深みを増して描いている。初日を終えた出演者3名より、コメントが届いた。
◆吉田栄作
7年ごしの作品で、再々演の公演に出演できてとても嬉しいですし、舞台の上で生きられることに感謝の気持ちが尽きません。ぜひ、舞台上で生きている私たちを観に来てください。
◆朝海ひかる
お稽古場の空間から、一気に舞台という空間が広がり、そしてお客様にご覧いただき、一気に初演の興奮が蘇りました。『ローマの休日』は不朽の名作であると、今改めて実感しています。
◆小倉久寛
舞台の初日というのはいつも緊張してしまうんです。他のキャストも表には見せませんが、すごく緊張していると思います、まあ3名ですけれども(笑)。ですが、大阪のお客様に包まれて初日を乗り切ることができました!
『ローマの休日』は、7月27日(木)まで東京・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、東京公演は、7月30日(日)から8月6日(日)まで世田谷パブリックシアターにて上演。
なお、東京公演の以下の日程ではイベントが開催される。詳細は、以下のとおり。
7月30日(日)16:30公演 東京初日スペシャルカーテンコール
7月31日(月)13:30公演 アフタートーク(吉田栄作・朝海ひかる・小倉久寛)
8月1日(火)18:30公演/8月3日(木)18:30公演 出演者写真&特製チケットホルダー(非売品)プレゼント
(撮影/岸隆子【Studio Elenish】)