2017年12月から2018年2月にかけて上演が決定していた『ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-』。セバスチャン・ミカエリス役の古川雄大、シエル・ファントムハイヴ役の内川蓮生の続投、演出には新たに児玉明子を迎えることが発表されていたが、ついに新ビジュアルと共にオールキャストが公開された。
出演が明らかとなったのは、まずグレル・サトクリフ役の植原卓也、ドルイット子爵役の佐々木喜英、葬儀屋役の和泉宗兵。植原と佐々木は約2年ぶりの本シリーズ復活、和泉はただ一人初演から出演しているキャストとなる。
さらに新しく、ロナルド役として味方良介、スネーク役として原嶋元久、エリザベス・ミッドフォード役として「さくら学院」として活躍中の岡崎百々子、エドワード・ミッドフォード役として内海啓貴、フランシス・ミットフォード役として秋園美緒、アレクシス・ミットフォード役として那須幸蔵、リアン・ストーカー役として河合龍之介が参加する。
そして“生執事”に欠かせない「アバハンコンビ」こと、フレッド・アバーライン役の高木俊、シャープ・ハンクス役の寺山武志も名を連ねている。
発表にあたり、植原、佐々木、和泉よりコメントが届いている。
◆植原卓也(グレル・サトクリフ役)
2年ぶりに「グレル・サトクリフ」を演じさせていただくことになりました。お久しぶりです、植原卓也です。ただいまです。本日、発表できたことをすごく嬉しく思います。皆さんもきっと待ち望んでくれていたことだと思います。これまで本当に長い時をかけて数々の作品が生まれてきましたが、また新たに、皆さんとミュージカル「黒執事」の歴史を刻めたらと思います。ぜひ会いに来てください。楽しみDEATHッ^^
◆佐々木喜英(ドルイット子爵役)
ドルイット子爵役の佐々木喜英です。昨年のサーカス編にはドルイットは登場しなかったので、今回の豪華客船編で再び生執事に戻って来られたことを本当に嬉しく思います。豪華客船編の映画も拝見させていただきましたが、舞台化するにあたり、とても楽しみなシーンや、どうやって舞台上で表現するのだろうと思うシーンがたくさんあり、稽古と本番が今から待ち遠しいです。今回でドルイットを演じるのは4回目になりますが、さらに原作を研究し、役作りをしていきますので、是非ご期待ください!
◆和泉宗兵(葬儀屋役)
黒執事ファンの皆さんに絶大な支持を集め、しかも葬儀屋が素顔を見せる豪華客船編、自分がアノ葬儀屋を演じられる日がまさかくるとは・・・。お話しをいただいた日から葬儀屋シフトの日々を粛々と過ごしています。 これまでも出演の度に演じられる「喜びとプレッシャー」を感じて来ましたが今回はできる限り以上の葬儀屋になれるように、そして黒執事ファンの皆さんにしっかり納得してもらえるように、自分の演じられる葬儀屋の集大成をお届けしたいと思います。ぜひぜひ、劇場に「生執事」を体感しに来てください!!
新作『ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-』は、2017年12月31日(日)から2018年1月14日(日)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演される。その後、兵庫、愛知、石川、福岡を巡演。日程の詳細は、以下のとおり。チケットは、10月1日(日)10:00より一般発売開始。
【東京公演】2017年12月31日(日)~2018年1月14日(日) TBS赤坂ACTシアター
【兵庫公演】2018年1月19日(金)~1月22日(月) 神戸国際会館こくさいホール
【愛知公演】2018年1月26日(金)~1月28日(日) 江南市民文化会館
【石川公演】2018年2月3 日(土)・2月4日(日) 本多の森ホール
【福岡公演】2018年2月10日(土)~2月12日(月・休) 久留米シティプラザ
【今作のあらすじ】
19世紀の英国。セバスチャン・ミカエリスは、名門貴族ファントムハイヴ家に仕える万能の執事。しかしその正体は、13歳の当主シエル・ファントムハイヴと契約した“悪魔”だった。女王の密命を受け暗躍する“悪の貴族”シエルと共に、裏社会の事件を闇で片付けている。契約が完了する最期の日まで―。
ある日、「死者蘇生」の噂を耳にしたシエルとセバスチャンは、その真相を探るうちに「医学による人類の完全救済」を掲げる秘密結社・暁(アウローラ)学会の存在にたどり着く。二人は調査のため、暁(アウローラ)学会の集会が開かれるという豪華客船「カンパニア号」に乗り込むが・・・。
華やかなはずの処女航海に隠された真実が、いま解き明かされる―。
(C)2017 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト
※高木俊の「高」は「はしごだか」が正式表記