2017年8月4日(金)に東京・Bunkamuraシアターコクーンで開幕する舞台『プレイヤー』。長塚圭史と前川知大が初タッグを組み、藤原竜也ら実力派キャストを迎えた話題作から、ビジュアル画像が公開された。
本作は、前川が全作品の作・演出を手掛ける劇団イキウメで2006年に上演した戯曲『PLAYER』をもとに、長塚が新たに演出を加えて上演される。謎の死を遂げた女性が死後の世界から語りかけ、死者の声が選ばれし生者の身体を利用し再生されるというサイコホラー作品だ。
そして、今回公開されたビジュアルも“死が生を侵食する”という作品の世界観を表現したものとなっている。
出演には藤原のほか、仲村トオル、成海璃子、シルビア・グラブ、峯村リエ、高橋努、安井順平、長井短、本折最強さとし、木場勝己、真飛聖が名を連ね、いずれも実力派ぞろいのキャストがどのような世界を見せてくれるのか楽しみにしたい。
シアターコクーン・オンレパートリー2017 『プレイヤー』は、8月4日(金)から8月27日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演される。その後、大阪、静岡を巡演。日程の詳細は以下のとおり。なお、チケットは6月3日(土)10:00より一般発売開始。
【東京公演】8月4日(金)~8月27日(日) Bunkamuraシアターコクーン
【大阪公演】8月31日(木)~9月5日(火) 森ノ宮ピロティホール
【静岡公演】9月9日(土)・9月10日(日) 静岡市民文化会館・中ホール
◆ストーリー
ある劇場のリハーサル室。演劇の稽古が行われている。演目は『PLAYER』。幽霊の物語だ。
死者の言葉が生きた人間の体で再生されるという、死が生を侵食してくる物語。
物語は、劇中劇『PLAYER』と稽古場という二つの人間関係を行き来しつつ進行し、次第にその境界が曖昧になってゆく。彼らはなにを「再生」しているのか。
撮影:細野晋司