蒼井翔太「この時間を大切に生きていく」舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade』第4弾「藍の誓約」 最終章「碧空の彼方へ」開幕!

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2017年4月14日(金)に東京・シアターGロッソにて、舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade』第4弾「藍の誓約」の男性主人公ver./女性主人公ver.のプレビュー公演が行われ、男性主人公ver.の終演後に出演者が取材に応じた。登壇したのは蒼井翔太、阿澄佳奈、富田麻帆、大河元気、田野アサミ、藤原祐規、田上真里奈、坂口湧久、鈴木知憲、西山丈也、松本祐一、はねゆり、ZAQ、植田圭輔の14名。

大人気ゲーム『ペルソナ3』を舞台化した舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade』シリーズ。これまでに2014年1月に第1弾「青の覚醒」、2014年9月に第2弾「群青の迷宮」、2015年6月に第3弾「蒼鉛の結晶」を上演。本シリーズは、男性主人公ver.の汐見朔也役を蒼井、女性主人公ver.の汐見琴音役を阿澄が演じ、二つの物語が展開される。

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まず、ジン役の松本が「第4弾はストレガの世界も描かれていますので、しっかり舞台『ペルソナ3』の世界を生きたいと思います」と意気込むと、同じくストレガの一人でタカヤ役の西山も「2年間お待たせしました。同じキャストでこのステージに帰って来られたことが本当に嬉しく、興奮しております。最後まで、刮目せよ!」と力強く挨拶。

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シャドウ(異形の怪物)を制圧するために作られた人型兵器アイギス役を演じるZAQは「第4弾はアイギスにとって変化の時を迎える話となっております。大事に大事に舞台『ペルソナ3』の世界を生きて、アイギスとしても、ZAQとしても成長できたら」と語り、望月綾時役の植田は「前回の公演でファルロス には別れを告げたつもりだったのですが、また、舞台に戻って来ることになるとは。それぞれが、色々な思いをお芝居に乗せてお届けできたらと思いますので・・・刮目せよ(笑)!」と、西山の挨拶にかぶせ、笑いを誘った。

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天田乾役は、男性主人公ver.は鈴木、女性主人公ver.は坂口がWキャストで演じる。鈴木は「第2弾から演じてきて、声変わりなど色々と大変なこともあったんですけど、全力で天田を演じたいと思います」、坂口は「女性主人公ver.で阿澄さんと、千秋楽まで全力で演じます」とそれぞれ真剣な眼差しでコメント。

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真田明彦役の藤原は「このキャストの中で一番、自由に演じさせてもらっています(笑)。このまま、千秋楽までやりきりたいと思います!」と気合いたっぷり。桐条美鶴役の田野は「私にとって、桐条美鶴は初めて舞台でいただいた役なので、すごく思い入れがあります。今回、誰一人欠けることなく全員で(シリーズの)最後を迎えます。暖かく見守っていてください」と呼びかけた。

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山岸風花役の田上は「第4弾は、風花の覚醒という面もあります。今日幕が開いて、ラストへの時間が動き出したんだと実感しました。ぜひ、最後まで見届けてください」と心境を述べ、岳羽ゆかり役の富田は「男性版主人公ver.のプレビュー公演を終え、改めてたくさんの方から愛されている作品なのだと感じました」と、プレビュー公演を振り返った。

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また、ストレガのメンバーであるチドリも、本作で重要な局面を迎える。同役のはねゆりは「第3弾には出られなかったんですが、もう一度チドリとして戻って来られたことをすごく嬉しく思っています。第4弾をしっかり務めて、最終章に繋げていきたいと思います」と思い入れの強さを感じさせ、伊藤順平役の大河は「公演が始まる前に、『舞台『ペルソナ3』へのハードルをどこまでも高くして観に来てください』と言っていたのですが、そのハードルを超えられたと思っています」と自信を見せていた。

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そして、シリーズが3年半の月日をかけてラストにたどり着くということに、感慨深げな表情を見せていた女性主人公・汐見琴音役の阿澄。「初めて参加させていただいた舞台が、物語を終える瞬間に自分もいられるということを本当に幸せに思っております。また、その時を共にする仲間がこのカンパニーで幸せです。二つのバージョンの違いやおもしろさがよく出ている内容となっておりますので、ラストをたくさんの方に見届けていただけたら嬉しいです」と、カンパニー愛を語っていた。

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最後に、男性主人公・汐見朔也役の蒼井は「舞台『ペルソナ3』は僕が初めて座長を務めさせていただいた思い入れのある舞台ですし、自分としても大好きなゲームの一つだったので、その主人公を演じることはプレッシャーでもあり、とても嬉しく・・・僕にとって特別な作品です。今回は第4弾、そして最終章の同時公演で、男性主人公ver.と女性主人公ver.を含めて4つの舞台を上演することになります。そんな大変な公演ではありますが、一つ一つの台詞や歌詞、そして、仲間といられるこの時間を大切に生きていこうと思います。最後まで、応援よろしくお願いします!」と、言葉を吟味しながら丁寧に会見を締めくくった。

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1日と1日の狭間にある隠された時間“影時間”や異形の怪物“シャドウ”。それらに対抗できるペルソナの力に目覚めた若者たちの戦いを描いてきた舞台『ペルソナ3』シリーズ。第4弾では、主人公たちの所属する特別課外活動部(S.E.E.S.)の何気ない日常から突然の別れ、彼らの未来に横たわる残酷な真実が明かされていく。その中で描かれる、成長と絆。最終章に向け、駆け抜けていく展開はスピーディーかつ感傷的であった。闘い続ける日々を選ぶのか、それとも平穏な日々を望むのか。最終章は、いよいよ19日(水)より上演スタートする。主人公たちが辿り着く舞台『ペルソナ3』の終焉を見逃さないでほしい。

舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade』 第4弾「藍の誓約」 最終章「碧空の彼方へ」は、4月23日(日)まで東京・シアターGロッソにて上演。

(C)ATLUS (C)SEGA / P3 the WM Project 2016

(取材・文・撮影/大宮ガスト)

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