大人気ゲーム『ペルソナ3』を舞台化した舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade』シリーズ。これまでに2014年1月に第1弾「青の覚醒」、2014年9月に第2弾「群青の迷宮」、2015年6月に第3弾「蒼鉛の結晶」を上演。そしてついに、続編となる第4弾「藍の誓約」と最終章「碧空の彼方へ」が2017年4月に上演される。
その上演を記念したイベントが2月18日（土）に東京・ハーモニックホールにて、舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade～青のホームルーム～』として3部制で開催され、第2部のイベント内で第4弾「藍の誓約」 最終章「碧空の彼方へ」の制作発表会が行われた。
第2部のイベントには阿澄佳奈、富田麻帆、大河元気、田上真里奈、ZAQ、松本祐一、はねゆりが登壇。残念ながらイベントに参加できなかった蒼井翔太はビデオメッセージで、「今回は2作同時上演ということで、周りの皆が大変な回になると思っています。変な心配はしていないんですけど、きっと、皆がメンタルな面でも疲れると思うので、僕が皆をフォローできたらと思います。久しぶりに皆と稽古ができるので、今からとても楽しみです」と挨拶。蒼井の“皆をフォローするという”言葉に、大河が「皆さん、言質を取って下さい！」と反応すると、会場は笑いに包まれた。
イベントが過去公演の振り返りやゲームコーナーにより盛り上がると、そのまま第4弾「藍の誓約」 最終章「碧空の彼方へ」の制作発表会がスタート。制作発表会は、藤原祐規、坂口湧久、鈴木知憲、西山丈也も登壇して行われた。
ストレガのキャストである3人を演じるはねゆり、西山、松本。はねゆりは「やっとストレガに戻ってこられて、チドリにとっては思い入れのある回になるので、ぜひたくさんの方に劇場に足を運んでいただけたらと思います」と自身の気持ちと共に呼びかけた。西山は「3人が演じるストレガの最後と、その散り際を、ぜひともご期待下さい（笑）」と笑顔で3人を見どころとして挙げ、松本は「最後までストレガとして、そしてジンとして、ペルソナの世界を生きていきたいです」と力強く語った。
特別課外活動部のキャストも、それぞれ意気込みを披露。Wキャストの坂口と鈴木は「歌、ダンス、殺陣をすべて、がんばります」（坂口）と、「全力でやらせていただきます」（鈴木）とそれぞれ意気込んだ。
藤原は「シリーズものを最後まで演じる機会はそんなにないと思うんですけど、今回はその機会をいただけました。第1弾からやっているぶん、最終章に掛ける気持ちが盛り上がっているので、ゲームをやられた方の感動を超えられるように、皆でがんばっていきます」と気合十分に語った。
ZAQは「第4弾に最終章と、いっぱい出番があると思います。アイギスと共に一生懸命がんばっていきます」とコメント。田上は「同じメンバーで、こうして突っ走ってきました。とても大事な作品です。劇場にお越しいただければ、きっと皆のすごい熱量を感じていただけます」と自信を覗かせた。富田は「本当にここまで来たんだなという思いと、最後なんだなという寂しい気持ちと両方あります。最後はハンカチでは足りないので、バスタオルを持って観に来て下さい（笑）」と呼びかけた。
大河は「2.5次元の舞台にいろいろと出させていただいていますが、1作目から最後まで出るのは今回が初めてです。それがこの作品で良かったです。誰一人キャストが変わらなかったことは、すごい事だと思っていて、それによる絆を舞台上で観ていただけると思います。ハードルを上げて期待していてください（笑）」と胸を張った。
最後に、阿澄は「初舞台で飛び込ませていただいた思い入れの強い作品のラストを、このメンバーで迎えられることが本当に幸せだと思います。全身全霊をかけて臨みたいと思っておりますし、蒼井翔太くんも同じ思いだと思います。ぜひ劇場でご覧いただけると嬉しいです」とラストに向けての熱い思いを語った。
【公演情報】
舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade』 第4弾「藍の誓約」 最終章「碧空の彼方へ」
日程：4 月14 日(金)～23 日(日) シアターＧロッソ
【CAST】
汐見朔也 蒼井翔太／汐見琴音 阿澄佳奈
岳羽ゆかり 富田麻帆、伊織順平 大河元気、桐条美鶴 田野アサミ、真田明彦 藤原祐規、
山岸風花 田上真里奈、天田 乾 坂口湧久／鈴木知憲（Wキャスト）、
タカヤ 西山丈也、ジン 松本祐一、チドリ はねゆり／アイギス ZAQ、望月綾時 植田圭輔 ほか
(C)ATLUS (C)SEGA / P3 the WM Project 2016
