2017年2月に東京・本多劇場にて『皆、シンデレラがやりたい。』が上演される。本作は、根本宗子の新作公演。あるスナックを舞台に、もう“若い”とは言えない40代の「追っかけ」女3人と、地下アイドルの女の子、彼女の「追っかけ」である男の子が絡んで、終わりなき修羅場が繰り広げられる。出演者には、根本自身に加え、高田聖子、猫背椿、新谷真弓、新垣里沙、小沢道成といった個性豊かなメンバーが揃った。
この度、出演者が一堂に会した公演ビジュアルが公開。合わせて、根本と高田からコメントが届いた。
◆根本宗子（作・演出・出演）
私の好きな「劇団☆新感線」「大人計画」「ナイロン100℃」からそれぞれ女優さんが出てくれます。聖子さんは、出て来ると締まる、上手い人という印象。そうした部分はふんだんに使わせてもらいつつ、今の聖子さんに誰も書かなそうな、エキセントリックでトリッキーな役を書きたいです。ここのところお客さんが増えていて、とてもありがたいのですが、それなりにプレッシャーはあります。期待している人も多いでしょうし、自分の今後はこの作品にかかっている（笑）。劇団のアングラ感あるものではなく、ちゃんとした大人とも芝居が作れるんですよってところを見せられればと思います。
◆高田聖子（出演）
根本さんとお仕事するのは初めてですが、お客さんとして観に行って、おもしろいなあと思っていました。本当の部分とエンターテインメントがせめぎ合いながら、壮絶な「どっちでもいい」っていうところまで持っていくパワー、それがすごく気持ちよかった。赤塚不二夫さんじゃないけど「これでいいのだ！」って、バーンと答えを出される感じがするんです。
私自身には追っかけの経験はないけれど、幼なじみが40も半ばを過ぎてからT.M.Revolutionにハマりまして。そんな気配なかったからビックリしましたけど、すごく楽しそう。だからちょっと参考にさせてもらおうかなと思っています。
M&Oplaysプロデュース『皆、シンデレラがやりたい。』は、2017年2月16日（木）から2月26日（日）まで東京・本多劇場にて上演される。チケットは2016年12月10日（土）より一般発売開始。
