2016年12月に東京・赤坂RED/THEATERにてWBB第11回公演『スペーストラベロイド』が上演される。WBBとは、ジャニーズ事務所所属の俳優・佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*のリーダー・佐野大樹による兄弟演劇ユニット。奇数回は通称Side-Wという兄の佐野瑞樹の企画でワンシチュエーションコメディに取り組んでいるが、今回はさらに“笑い”を徹底的に追及するという。
出演者には佐野兄弟のほか、第10回公演『懲悪バスターズ』に出演した田村亮(ロンドンブーツ1号2号)が座長を務める田村亮一座よりパンチ浜崎(ザ・パンチ)、元3人組お笑いユニット「ジューシーズ」の児玉智洋(現サルゴリラ)、元キャラメルボックスの細見大輔、昨年までミュージカル「美少女戦士セーラームーン」シリーズで主演のセーラームーン/月野うさぎを務めていた大久保聡美、2.5次元舞台などでも活躍中の若手俳優、尾関陸、川上将大、畠山遼、篠田諒など、多彩な顔ぶれが揃った。
佐野瑞樹は、今回の上演に向けて「今回の『スペーストラべロイド』はSide-Wの基本コンセプトである“上質なワンシチュエーションコメディ”にドタバタ感とバカバカしさを思いっきり足してやろうと思っています。言うなれば、WBB版新喜劇!キャストを見れば一目瞭然ですが、とにかく笑いに特化します。僕自身パワー負けしないようテンション高めで突っ走ります!いつもと少し違ったWBBをぜひ観に来てくださーい!!」とコメントを寄せている。
時は2050年代の近未来。いよいよ宇宙旅行の一般化が現実のものとなろうとしていた。
アンドロイドと行く宇宙旅行「スペーストラべロイド」。
開業の一か月前、最終テスト飛行には乗組員4名と総責任者1名、抽選で選ばれた新婚の夫婦とテレビ取材のクルー達が搭乗。そのフライトには、見習い船長の昇格試験をはじめ、宇宙旅行のPR、ハイジャックへの防犯訓練、故障時への対応訓練などが組み込まれていた。
しかし、その詰め込み過ぎたミッションのせいでトラブルが発生。それは徐々に大きな問題へと発展していく。そして、とある乗組員のポケットには出発前のエンジン整備の時になぜか余ってしまったネジが入っていた・・・。
時折揺れる船体は、訓練なのか故障なのか!?
嘘が嘘を呼び、勘違いが勘違いを呼ぶ宇宙船でのワンシチュエーションコメディ!
彼らは無事に全行程を終え地球に帰ってこられるのか!?
WBB vol.11『スペーストラベロイド』は、12月3日(土)~12月11日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演される。チケットは10月23日(日)10:00より一般発売開始。