城田優、蘭寿とむが繰り広げる”命”と”愛”の物語!地球ゴージャス『The Love Bugs』開幕

当ページには広告が含まれています

2016年1月9日(土)より東京・赤坂ACTシアターにて『The Love Bugs』が開幕。本作は結成から21年目の岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット「地球ゴージャス」の最新作となる。初日前日には公開ゲネプロと囲み取材が行われ、主演の城田優、蘭寿とむ、大原櫻子、平間壮一、マルシア、寺脇康文、そして本作でも作・演出を担当する岸谷五朗が登壇した。

関連記事:【動画】城田優らの圧巻の歌声!地球ゴージャス『The Love Bugs』公開稽古の模様をダイジェストでお届け

本番を前日に控え、岸谷は「総勢34名、素晴らしい俳優が全力で作り上げてくれたので、逆にお客様が初日に来て下さるのが楽しみです」と心境を語り、寺脇も「最新作が代表作であるという風にいつも思って作っていますが、この作品もまた僕らの誇れる代表作になる自信があります」と自信をのぞかせた。

『The Love Bugs』ゲネプロ_大原

公開ゲネプロでまず目を引いたのが、公開稽古では明かされなかった個性的で華やかな衣装とヘアメイクだ。山本寛斎事務所の協力による山本寛斎コレクションの衣装と、数々のファッション誌などを手掛け、映画『ヘルタースケルター』でも華やかな世界を創り上げたヘアメイク・冨沢ノボルのヘアメイクディレクションという、二人の天才的クリエイターによる作品。

その出来栄えに岸谷は「同じ衣装は1人もおらず、総勢34名のキャストに対して34パターンの衣装が作成されています。稽古場で何回もキャストに着てもらい、試行錯誤を繰り返して完成しました」と完成までのこだわりをうかがわせた。大原も「初めて衣装を着て行った稽古の感覚が、全くそれまでの稽古の感覚と違いました。素敵な衣装でここまで気分や芝居が変わるんだなと、まるで魔法にかけられた感覚です」とキャストも魅了されるクオリティだ。

『The Love Bugs』ゲネプロ_城田

『The Love Bugs』ゲネプロ_蘭寿

その独創的で華やかな衣装とメイクに負けない、各キャストの迫力あるダンスと歌も見応え十分。ミュージカル経験の多い城田と蘭寿の2人からは、城田が「今までかつてないぐらい緊張する場面が沢山あって、やる事も沢山あるのですが、逆に見応えがある作品になっています」と語り、蘭寿も「大切に全員で稽古を行って作り上げてきました。岸谷さんの脚本は心に温かく残る本で、その本筋をきっちりと描きたいです」と笑顔。

『The Love Bugs』ゲネプロ_平間

『The Love Bugs』ゲネプロ_マルシア

そして、激しくキレのあるダンスを舞台上で披露した平間も「キャスト全員で作り出す世界観の中で、必死に生きたいと思います」と本作へかける思いを明かし、公開ゲネプロのラストに迫力ある歌声を披露したマルシアは「本番前は誰もが緊張します。ですが、観にきて下さるお客様に絶対に損はさせないという自信を持ってお伝えしたいです」と意気込みを見せた。

『The Love Bugs』ゲネプロ_岸谷&寺脇

『The Love Bugs』ゲネプロ_蘭寿&大原

本作は迫力あるミュージカルシーンだけでなく、小気味良い笑いもミュージカルシーン同様にテンポ良く、そこも岸谷演出の地球ゴージャスならではだ。囲み取材で、寺脇は「稽古場での完成度は僕らがどんなに頑張っても60%。劇場でお客様と一体となってそのエネルギーを交換した時に100%になっていくものなので、ぜひ劇場に足を運んでください」と語ったように、ぜひファンタスティックでゴージャスな本作の100%を劇場で体感して欲しい。

『The Love Bugs』ゲネプロ_城田&蘭寿

地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14『The Love Bugs』は、2016年1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演される。その後、愛知、福岡、大阪にて上演。日程は下記のとおり。

2016年
1月9日(土)~2月24日(水) 東京・赤坂ACTシアター
3月1日(火)~3月3日(木) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
3月11日(金)~3月13日(日) 福岡・福岡サンパレス
3月19日(土)~3月29日(火) 大阪・フェスティバルホール

『The Love Bugs』ゲネプロ_囲み

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エンタステージは、演劇初心者からツウまで、演劇に関する情報、ニュースを提供するサイトです。サイトを訪れたユーザーの皆さんが、情報をさらに周囲に広めたり、気になる作品や人物などを調べたり・・・と、演劇をもっと楽しんでいただける情報を発信していきたいと思います。

目次