世界で活躍するミュージカルスターを迎えて贈るWorld Musical Concert Series vol.2『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2016』が、1月9日(土)から渋谷・東急シアターオーブにていよいよ開幕する。クラシックの世界では恒例イベントとして世界各国で開催されるニューイヤー・コンサート。さらに“劇場から生まれる新しいミュージカル・コンサート”というコンセプトを加えて、新春にふさわしく、きらびやかな時間をお届けする。
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今回出演するのは、2013年にロジャース&ハマースタインの『シンデレラ』でヒロイン・シンデレラを演じ称賛を浴びたローラ・オズネス、現在ブロードウェイの『ウィキッド』に出演するレイチェル・タッカー、『レ・ミゼラブル』の主役ジャン・バルジャン役で知られるロベール・マリアン、『ノートルダム・ド・パリ』の主役カジモド役で同作に1,000回を超える出演を果たすマット・ローラン、『オペラ座の怪人』の怪人役でブロードウェイ最多出演回数を誇るハワード・マクギリンの5人。ローラ、レイチェル、ハワードは初来日、ロベールとマットは『フレンチ・ミュージカル・コンサート2014』に続けての同会場での出演となる。
開幕直前の稽古場で、今回の出演について話を伺うと、「(昨年秋に同会場で上演された)『プリンス・オブ・ブロードウェイ』にたくさん友達が出ていたし、(作曲家の)フランク・ワイルドホーンからも日本のことをいろいろ聞いていたので、来てみたかったの」とローラ。ハワードは会場となる東急シアターオーブの印象について、「非常に大きくて素敵な劇場だね。広い客席に向かって歌うのは、とてもワクワクするよ」と笑顔を浮かべた。
これまで個々に数多くのミュージカルに出演してきた彼らだが、この5人でステージに立つのは初めてとなる。一緒に歌ってみた印象について、マットは「それぞれが個性的でまったく違う声なんだけど、それが色味になっていつもとは雰囲気の違うものが出来上がりそう」と感じたという。
ちらりと明かされたラインナップには、新旧の名だたるミュージカルの中から名曲が盛り沢山(ちなみに、日によってラインナップは変わるとのこと。お楽しみに!)。レイチェルが出演する『ウィキッド』からも1曲披露される予定だという。ロベールが「いつもは歌わない曲が聞けるかも・・・」と言っていたので、ユニークで他には類を見ないコンサートになりそうだ。
最後に、レイチェルは「ブロードウェイにも、たくさんの日本のお客様が訪れ、いつも支えてくださるので、私たちが日本に来てお客様の前で歌えるのは本当に特別なことだと思うわ」と日本のファンへの感謝の気持ちを語っていた。
World Musical Concert Series vol.2『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2016』は、1月9日(土)から1月11日(月・祝)まで公演が行われる。