米NBCが、ミュージカル『Voice of the City』をドラマシリーズ化する企画を進行させていることが明らかとなった。米VARIETYが報じている。
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1891年のニューヨークを舞台にした『Voice of the City』では、ロマンチックな興行師パトリックと彼の恋人ルーシーが、移住先のアメリカで苦労しながら新生活を築く様子が描かれる。1時間枠となる本作で脚本を手がけるのは、ブロードウェイの舞台『Dirty Blonde』で、脚本・主演を務めたクラウディア・シアー。彼女は、『Dirty Blonde』の演技で、2000年のトニー賞演劇部門主演女優賞にノミネートされている。
ドラマ版『Voice of the City』ではシアーと共に、ブロードウェイミュージカル『A Christmas Story The Musical』で楽曲を手掛けたベン・パセクとジャスティン・ポール、ブルース・コーエン(『世界にひとつのプレイブック』)が製作総指揮に名を連ねている。
NBCは、『サウンド・オブ・ミュージック』や『ピーター・パン』といった生放送ミュージカルを積極的に製作し、毎年クリスマスのホリデーシーズンに放送。そして、ミュージカル・ドラマシリーズの製作は、2013年に2シーズンで放送が終了した『SMASH』に続き2作目となる。『Voice of the City』で、メインキャラクターのパトリックとルーシーを誰が演じることになるのか、キャスティングが発表され次第、お伝えしていきたい。