1993年英国での初演以来、日本でも多くのカンパニーが上演を望みながら、なかなか実現に至らなかった、劇作家トム・ストッパードの最高傑作『アルカディア』が、2016年4月、東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演される。堤真一、寺島忍、井上芳雄、浦井健治という珠玉のキャスティングが予定されている。
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トム・ストッパードは、日本でも絶賛された舞台『コースト・オブ・ユートピア』、『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』をはじめ、映画『恋に落ちたシェイクスピア』等の脚本で名高い英国の劇作家。「19世紀」の世界と「現代」がある屋敷の一室を舞台に、時は交互に、時には共存し同時に進行する物語。ストッパード作品の中でも、最もスリリングで、最も繊細な構造をもつと言われている本作は、日本では幻の舞台のように語られていた戯曲であり、演劇人憧れの名作とされていた。
演出・栗山民也、翻訳・小田島恒志、キャストには堤真一、寺島しのぶ、井上芳雄、浦井健治、安西慎太郎、趣里、神野三鈴らが名を連ね、最高峰のキャスト、スタッフ陣が集結する。
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『アルカディア』は、2016年4月、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、2016年5月、大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。配役や細かいストーリー、公演日程など、詳細は続報が入り次第お伝えしたい。