スウェーデンの作家・ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説『LET THE RIGHT ONE IN』が基となった舞台『MORSE－モールス－』が、2015年11月13日（金）～12月6日（日）まで東京グローブ座、12月9日（水）～12月13.日（日）まで大阪・シアターBRAVA!にて上演される。そして、本作の主役には初の舞台単独主演となるジャニーズWEST・小瀧望が抜擢された。
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本作は、連続猟奇殺人事件というサスペンス、主人公の苦悩と一途な愛、さらに「いじめ」「同性愛」「離婚」などの社会的な問題も内包したストーリー。映画化（邦題：『ぼくのエリ 200歳の少女』）やリメイク（邦題：『モールス』）、2英国・Royal Court Theaterにて舞台版が初演されるなど、世界各国で注目を集めた話題作が、日本で初上演される。
演出はドキュメンタリー的な手法も織り交ぜ、より「生々しい」映画作りを追求しており、最近は舞台演出家としても注目を集めている深作健太が、上演脚本は振り込め詐欺や原発事故、イラク戦争など、目の前にある現実を今生きる若者の姿を通して描き、社会に訴えかける作品を発表し続けてきた瀬戸山美咲が担当。先鋭的なセンスで社会を斬る演劇界で注目の2人がタッグを組み、この話題作に挑む。
主演を務める小瀧のほかに、2014年に芸能界デビューを果たした新進気鋭の女優・水上京香、演技派女優として高く評価されている高橋由美子、数々の作品で存在感を放つベテラン俳優・田中健をはじめ、富岡晃一郎、久松信美、横山一敏などといった個性豊かな俳優が勢ぞろい。本作に向けて小瀧は、「先輩方の舞台を見る機会が多く、挑戦したいと思っていたので本当にうれしい。少年のピュアで純粋な愛や、心を表現できるよう精いっぱい頑張りたい」と意気込みを語った。
舞台『MORSE－モールス－』は、2015年11月13日（金）～12月6日（日）まで東京グローブ座、12月9日（水）～12月13.日（日）まで大阪・シアターBRAVA!にて上演される。
