ガールズミュージカルから一転、男性キャストを迎え本格アクション舞台となる舞台『フライングパイレーツ~ネバーランド漂流記~featuringGUY‘S』が、2015年9月18日(金)より、本作の基となったミュージカル『フライングパイレーツ(以下、フラパイ)』を上演した同じ劇場、新宿村LIVEにて上演される。それに先立ち、8月3日に同劇場で製作発表が行われ、水野曜役・小田島渚、ピーターパン役・猪野広樹、キャプテンフック役・村上幸平、脚本・演出の貞方祥ほか、全キャスト23名が登壇した。
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「過去のフラパイを見てたくさん勉強した」と、予習ばっちりと公言した小田島。前回同役を演じた奥仲について「舞台に出てくる時にしのび足で出てくるとか、少しおっちょこちょいな一面を出していたのかな?」と、自身の見解を披露。そして、「過去の水野曜とは違う、誰もが感情移入出来るような“私らしい”曜ちゃんを演じられるようにがんばります!」と意気込みを語った。
ピーターパン役を演じることになった猪野は、前作の台本を読んだ際「ああ…こんなピーターパンもいるのか」と、今までもピーターパンとは違うイメージを受け不思議な気持ちになったという。アクションについては「男性キャストのパワーで、フラパイに新しい風を吹かせる」と、真剣な表情で意気込んだ。
また、いつか演じたいと思っていたという村上は「小さい頃からフック船長を見て、悪役だけど魅力的だなと思っていた」と自身のフック船長への想いを露呈。「魅力的なフック船長を演じられるよう、精いっぱい努力したい」と鋭いまなざしを見せた。
スミー福船長役の服部翼は、「歌やダンス、アクションなど、エンターテインメント性抜群の作品になる。僕自身もそういう作品が大好きなので、今から楽しみ」と、はやる気持ちを抑えながら話した。役作りについて聞かれると、「フック船長にずっとくっついている役なので、プライベートでも村上さんに“うざい”と思われるほどくっついていきたい」と話し、笑いを誘った。
タイガーリリー役に抜擢された小原春香は、「少し大人っぽい、お姉ちゃん的な存在の役なので、カンパニー内でもそんな存在になりたい」と願望を露呈。作中では村上と夫婦になるが、「男性を手玉に取るような、魅力的な奥さんを演じられれば」と意気込み十分の様子を見せた。
最後に、本作をアクション舞台に仕立てるきっかけについて貞方は「この作品を女性の方に見てほしいと思い、男性キャストを迎えアクション舞台にしようと思った」と、本作作成時の心境を露呈。そのまま女性のみのアクション舞台で良かったのでは?という質問が飛ぶと、「今までのフラパイで、先頭シーンをダンスで表現していたのもそうなのですが、女性にアクションをさせたくないという僕自身のこだわりがあるので」と、自身の演出の理由を語った。
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男性キャストによる大胆なアクションシーン、女性キャストによる歌唱シーンなど、最初から最後まで楽しめる『フライングパイレーツ~ネバーランド漂流記~featuringGUY‘S』は、2015年9月18日(金)~9月23日(水)、東京・新宿村LIVEにて上演される。