アラサー世代の赤裸々な恋愛模様を描いて、世界中で旋風を巻き起こした大人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)。本作で、大胆でセクシーなキャリアウーマン、サマンサ・ジョーンズ役を演じたキム・キャトラルが、ロンドンの舞台『Linda』に出演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが伝えている。
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英劇作家ペネロペ・スキナーによる『Linda』で、キムが演じるのは、化粧品会社のマーケティング部門でエグゼクティブを務めるリンダ。だが55歳になったリンダは、仕事で行き詰まりを感じるようになっていた。そんな彼女が、業界で取り残されないように懸命にもがく姿が、大胆に描かれる作品だ。
キムがロンドンの舞台に立つのは、2年前に上演されたテネシー・ウィリアムス作『渇いた太陽』以来のこととなる。ジェイク・ギレンホール(『ブロークバック・マウンテン』)が、ブロードウェイデビューを飾った演劇『星ノ数ホド』を手掛けたマイケル・ロングハーストが、『Linda』の演出を手掛けるそうだ。
『SATC』のサマンサ役と同じく、再びキムがキャリアウーマンを演じる『Linda』は、ロイヤルコート劇場にて2015年11月25日(水)からプレビュー公演が開始し、12月1日(火)より開幕となる。『SATC』でミランダ役を演じたシンシア・ニクソンも、近頃は舞台での活躍が目立っている。それだけに『SATC』ファンは、生の舞台でキムやシンシアの活躍を目にできて、嬉しいニュースとなったのではないだろうか。