米Showtimeの話題のTVドラマ『マスターズ・オブ・セックス』で、元娼婦のベティー役を演じて注目されたアナリー・アシュフォード。『我が家の楽園』の演技で、第69回トニー賞ミュージカル部門助演女優賞にもノミネートされている彼女が、ブロードウェイの舞台『Sylvia』に出演決定したことが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
『Sylvia』は、1995年にサラ・ジェシカ・パーカー(『セックス・アンド・ザ・シティ』)主演でオフブロードウェイにて初演された作品で、ブロードウェイでの公演は初めてとなる。本作でアナリーが演じるのは、ある中年カップルがセントラルパークで拾ってきた犬のシルヴィア。すっかりシルヴィアに夢中になって可愛がる夫グレッグに対し、妻のケイトは犬が気に入らない様子。段々とグレッグとシルヴィアが一緒に過ごす時間が増えていき、彼は仕事や結婚生活など様々なことについて飼い犬に語るようになる。犬を家に招き入れて以来、徐々に関係がギクシャクしてきた夫婦は、ついにカウンセリングを受けるようになるが…。アナリーのほか、ケイト役にはジュリー・ホワイト(『トランスフォーマー』シリーズ)、そしてグレッグ役にはロバート・セラ(『スリーピー・ホロウ』)がキャスティングされている。
関連記事:最新のブロードウェイ情報を収集すべく、編集部スタッフがただいま現地に向かっています。それまではこちらをお楽しみください。
アナリーはスクリーンよりも舞台での活躍が目立ち、2013年には『Kinky Boots』の演技で、トニー賞ミュージカル部門主演女優賞にノミネート。このほか『ヘアー』や『キューティ・ブロンド』『ウィキッド』といった人気ミュージカルに数多く出演している。ダニエル・サリバン演出による『Sylvia』は、シュバート・シアターにて9月25日(木)よりプレビュー公演が開始予定。