2015年4月25日(土)より東京グローブ座で、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧が初主演を務める舞台『カラフト伯父さん』が始まる。初日に先駆けて、同劇場にて記者会見が行われ、伊野尾のほか、確かな演技力を持つベテラン俳優・升毅、演劇ユニット・ナイロン100℃に所属しジャンルを超え活躍を広げている松永玲子が登壇した。
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伊野尾はドラマ『なるようになるさ。』第2シーズン(TBS・2014年)への出演や、バラエティ番組でもユニークなトークを展開するなど新たな魅力を見せている注目株。「今回、初めての舞台主演ということで、少し緊張した気持ちと楽しみな気持ちが半分半分ですが、お客さんに観てよかったなと思ってもらえたらと思っています」と意気込み充分。
本作は、震災による癒えぬ心の傷を題材に人気脚本家の鄭義信が書き下ろした。阪神淡路大震災が起きた時、まだ4歳だったという伊野尾は「実際に経験した人とそこから一歩離れたところにいる人の心のギャップというものは、現実世界にもある話なので。そういうところをお客さんに一緒に感じてもらえたら」と丁寧に語った。
そんな伊野尾について、升は「吸収力が素晴らしい!日々成長していく姿を目の当たりにしながら、これは負けちゃいけないなと勇気をもらいましたね」と振り返る。「若いって伸びしろがあるんだなって思いましたよね~、先輩っ!」と松永からすかさずツッコミが入ると、升は「思いました!思いました!」と何度も頷いていた。
伊野尾演じる主人公・徹は関西に住む青年。神戸弁を話すため、その習得にとても苦労したという。升曰く「最初は無茶苦茶だった(笑)」そうだ。「でも、一晩経って翌日稽古場に来た時はぐっと良くなっていた」と、その成長ぶりを“雨後のタケノコ”のようだと評した。升と松永がネイティブな関西弁を話せるため「お二人からたくさんアドバイスを頂いて上達できました」という伊野尾の神戸弁にも注目だ。
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劇中にはクスッと笑ってしまうような関西のノリも満載。升のコミカルな芝居に加え、伊野尾が二人にツッコむ場面も。松永に「ツッコミは教えるの難しいなと思ったけど、普段でもできるようになったよね~!」とほめられると、伊野尾は「そういってもらえるとすごく自信になります。バラエティでも使えるといいですね!」と笑った。
『カラフト伯父さん』は、2015年4月25日(土)から5月10日(日)まで、東京グローブ座にて、5月22日(金)から5月24日(日)まで大阪・シアタードラマシティにて上演される。