米人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』で審査員を務めて、俳優およびシンガーソングライターとしてもマルチに活躍するハリー・コニック・Jr。舞台にも出演してトニー賞にノミネートされたことがある彼が、“いずれはブロードウェイに戻ってオリジナル作品を作りたい”と意気込みを語っている。米BROADWAY.COMが伝えている。
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ミュージシャンとしてはグラミー賞を受賞し、俳優としてはエミー賞の受賞経歴を持つハリーは、2006年に『The Pajama Game』の演技で、ミュージカル部門トニー賞主演男優賞にノミネート。ジャンルを超えて実力と才能を証明してきた彼が、ブロードウェイ復帰についてインタビューに応えた。“ブロードウェイに戻ってくるつもりはあるのですか?”との質問には、「舞台作品のために作曲するのも好きだし、パフォーマンスするのも大好きなんだ。いつになるか分からないけど、いずれは戻って来たいと思っている。でもブロードウェイの舞台を踏むとなると、精神的にも時間的にも100パーセント献身しなければならないから、他のことができなくなる。だから十分に検討してから戻ってくるつもりだ」と語っている。
そして、“ブロードウェイで演じたい夢の役は?”との問いには、新しいことに挑戦し続けるハリーらしい答えが返ってきた。「自分で書いた作品を演じたいね。オリジナル作品をできたらクールだと思う。素晴らしい役はたくさんあるけど、どれも手を付けられているからね。スカイ・マスターソンとネイサン・デトロイト(『ガイズ&ドールズ』の登場人物)みたいに、何度も演じられてきた役をやりたいかどうか分からない」と答え、自作で新境地を開拓したいようだ。そんな、チャレンジ精神が旺盛なハリーが審査員を務める『アメリカン・アイドル』シーズン14は、FOXにて毎週土曜と日曜11:00から放送中。