第5回目の開催となったWOWOW presents 「勝手に演劇大賞2014」。視聴者からの投票によって、2014年の演劇界で“最も輝いていたと思う作品・演出家・俳優”を勝手に表彰する「勝手に演劇大賞」。今回は、トニー賞生中継などミュージカル作品番組への熱い視線と期待を受け、作品賞にミュージカル部門を新設。ストレートプレイ部門、演出家賞、男優賞、女優賞の5部門が決定した!
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その新設ミュージカル部門で受賞したのは、“音楽の天才”モーツァルトが駆け抜けた、歓喜と苦悩の35年の生涯を描いた『モーツァルト!』。ストレートプレイ部門は、演劇界の第一線に立つ蜷川幸雄が、劇団「イキウメ」を主宰する気鋭の劇作家・前川知大の作品を演出した『太陽2068』が受賞。
また、男優賞には『モーツァルト!』で2002年の公演からヴォルフガング役としてステージに立ち、今回ファイナル・ステージに挑んだ井上芳雄が、女優賞には『太陽2068』で初舞台を踏み、過酷な試練にさらされる役柄を体当たりで熱演した前田敦子。そして演出家賞には『モーツァツト!』の演出を手掛け、一方、宝塚歌劇団所属の演出家として外部舞台作品などでも活躍し、昨年は、紫綬褒章を受章された小池修一郎が受賞した。
受賞者からのコメントは、WOWOW演劇大賞ホームページでご確認を!(動画コメントあり)