新たなる時代が幕を開ける!!ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン開幕!!

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ファンの間では「テニミュ」の愛称でおなじみのミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン 青学vs不動峰』。プレビュー公演の開幕当日となる2015年2月13日(金)、会場であるTOKYO DOME CITY HALLにて公開ゲネプロと囲み取材が行われた。囲み取材には、主人公の越前リョーマ役の古田一紀、青学キャプテンの手塚国光役の財木琢磨、不動峰キャプテンの橘桔平役の青木空夢、プロデューサーの松田誠が登壇した。

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本作は『週刊少年ジャンプ』で連載、アニメ化もされた大人気漫画『テニスの王子様』を舞台化した作品。2003年春の1stシーズン初演を皮切りに、原作最終話となる全国大会決勝戦までを舞台化。大ヒットにより7年間に渡って1stシーズンが上演された。さらに、2010年8月より2ndシーズンが始動。2014年までの4年間でコンサートなどミュージカルの枠を超えた様々なイベントを開催し、テニミュの世界観を広げた。通算公演数1200回以上、11年間で累計総動員数は間もなく200万人。2.5次元ミュージカルの代表格として多くのファンを獲得した日本オリジナル・ミュージカルだ。そんな、テニミュの新たなる時代の幕開けとして、原作でも人気の高い不動峰中戦から3rdシーズンが始まる!

ミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン 青学vs不動峰』

ストーリーはテニスの名門校・青春学園中等部(青学)に入学してきた越前リョーマはテニスの天才少年。テニス部に入部したリョーマはクールな態度を誤解されるが、その圧倒的な強さ、テニスセンスは他を寄せ付けない。そんな中、特例で都大会レギュラーを決める校内ランキング選の出場を許され、見事レギュラーの座を勝ち取る。青学は地区予選を順調に勝ち進み、いよいよ決勝戦へとコマを進める。しかし、決勝の対戦校は意外にも昨年暴力沙汰で大会出場を辞退したノーシード校・不動峰であった。不動峰の気迫に、苦戦を強いられる青学レギュラー陣。地区予選の優勝をかけた、最後の一戦が始まる。

ミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン 青学vs不動峰』

公開ゲネプロでも『テニスの王子様』の世界観と原作キャラクターの再現はバッチリ感じ取れたが、一方で、ゲネプロのハプニングらしく、菊丸英二役の本田礼生がトレードマークの頬の絆創膏を貼り忘れていたという場面も。舞台化不可能と思われたテニスの試合や各キャラクターの必殺技を照明、音声、映像を用いての巧みな表現、完成度の高い斬新な振付、セリフを基に作られたシンプルで心に刺さる歌詞、キャッチーでつい口ずさみたくなるような楽曲は、ゲネプロでありながらも2.5次元ミュージカルとして素晴らしいパフォーマンスとなっている。

ミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン 青学vs不動峰』

また、本公演では18曲中、今回のために書き下ろされた新曲は8曲にも及ぶ。さらに、ファンに大好評だったキャストによる公演終了後のお見送りが復活。3rdシーズンのスタートを記念して来場者全員に記念アイテムのプレゼントも実施。3rdシーズンは今まで以上にファンサービスも充実しており、今までのシーズンを観劇したファンにも満足できる作品となっている。

ミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン 青学vs不動峰』

ゲネプロ終了後に行われた囲み取材では、古田が「稽古場で作り上げたものを、しっかりと熱を込めて毎公演お届けしたいと思います」と意気込みを語り、財木も「僕たちが稽古場でやってきたことが自分たちの自信にもなるので、公演で120%の力を出して、全力で挑みたいと思います」と熱意を持って話した。一方の青木は「歴史あるテニミュという舞台に立たせてもらっているということと、たくさんの方に応援してもらっていることに感謝の気持ちを持ちつつ、不動峰の熱い気持ちと泥臭さを表現できればと思っています」とライバルチームの不動峰中のキャプテン役として熱く語った。

キャストがそれぞれ本公演への意気込みを語ると、緊張しているキャスト陣へ松田から「硬い(笑)」とツッコミが出る場面も。今回の出演キャストは舞台経験の有無に関わらず『原作のキャラクターに近いかどうか』を第一とし、オーディションによって選出されたという。そんなキャスト陣の初々しさが感じられる囲み取材となった。

ミュージカル『テニスの王子様 3rdシーズン 青学vs不動峰』は2月13日(金)から2月15日(日)までTOKYO DOME CITY HALLで上演中。その他の公演日程は以下となっている。
台湾公演   2月28日(土)~3月 1日(日)親子劇場
香港公演   3月 7日(土)~3月 8日(日)賽馬会総芸館
東京公演   3月20日(金)~3月30日(月)日本青年館 大ホール
福岡公演   4月 3日(金)~4月 5日(日)キャナルシティ劇場
仙台公演   4月11日(土)~4月12日(日)名取市文化会館 大ホール
愛知公演   4月16日(木)~4月19日(日)刈谷市総合文化センター 大ホール
大阪公演   4月23日(木)~5月 3日(日)大阪メルパルクホール
東京凱旋公演 5月 9日(土)~5月17日(日)TOKYO DOME CITY HALL

Photo:(c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
(c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

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