博多華丸が辛子明太子の「ふくや」創業者を演じる!『めんたいぴりり 』舞台化決定

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2015年3月に『めんたいぴりり』が博多座にて舞台化されることが決定した。本作は、2013年にテレビ西日本が開局55周年記念ドラマとして制作・放映して反響を呼び、ATP賞奨励賞、ギャラクシー賞奨励賞、日本民間放送連盟賞番組部門テレビドラマ番組優秀賞を受賞した話題作。物語は、今や博多土産の定番となっている辛子明太子を初めて製造、商品化した「ふくや」創業者・川原俊夫を描いた川原健『明太子を作った男』を原作にしている。

TVドラマから舞台化された作品は多々ありますが、『菊次郎とさき』もそのうちの一つですね

舞台の脚本は、人情喜劇と評される作風が魅力の中島淳彦。演出は、自由な発想と毎回コンセプトの異なる作品作りで、常に演劇界に話題を提供し続けているG2が手がける。

舞台の見どころの一つである山笠の場面では、舁き手(かきて)を100人登場させる迫力のある演出を予定しているという。舁き手には、中洲流れの協力のほか、広く市民への告知を行い、市民参加型で、福岡の魅力を発信する。
出演は、博多華丸、酒井美紀、紺野美沙子、宇梶剛士、モロ師岡・西村雅彦(Wキャスト)、瀬口寛之、斉藤優(パラシュート部隊)、福場俊策、井上佳子、ゴリけん ほか。

海野俊之と千代子は、日韓併合後の釜山の街で生まれ育ち、夫婦となる。二人の子どもとともに命からがら第二次世界大戦を生き抜き、日本に引き上げて、博多で食料品店「ふくのや」を始める。店は順調だったが、俊之は青春時代に食べた辛子明太子の味がどうしても忘れられず、明太子作りに没頭する。味に妥協せず試行を重ね続ける俊之の姿に、千代子は惚れ直し、従業員たちや近所の人々も応援し、ついに―。昭和30年代の戦後間もない博多の町で、明太子づくりにおける苦労、夢を持つ力、元気で明るく生きていく家族や町の人々の人情を描いている。2015年は終戦70年の節目にあたるが、そんな節目に相応しい作品だろう。

博多座3月公演『めんたいぴりり ~博多座版~』は、2015年3月6日(金)~29日(日)まで、福岡・博多座にて上演される。

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