芥川賞『ブエノスアイレス午前零時』が森田剛主演で初の舞台化

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11月28日(金)から12月21日(日)まで、東京・新国立劇場・中劇場にて、パルコ・プロデュース『ブエノスアイレス午前零時』が上演される。本作は、1998 年に芥川賞を受賞した藤沢周のベストセラー小説を原作とし、演出は行定勲が手がけ、蓬莱竜太の脚本により、初の舞台化となる。主演の森田剛は、本作で初の一人2役に挑戦する。ミツコ役には、今回が初舞台となる瀧本美織、同じくマリア役には原田美枝子が決定した。

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田舎の温泉地にある、ダンスホールを擁するホテルで働くカザマ(森田)は、以前は東京で広告代理店に勤めていたが、故郷にUターンして漠然とした日々を過ごしていた。ある日、社交ダンスツアーの客として来た一人の老嬢ミツコ(原田)と出会う。カザマは何故か盲目の彼女から目が離せない。彼女が口走るとりとめのない身の上話や、彼女が語るブエノスアイレスでの娼婦ミツコ(瀧本)としての過去に、嘘か本当か分からないまま次第に引き込まれていく。二人が踊るタンゴの調べに乗せて、雪国のホテルのダンスホールと、ブエノスアイレスの酒場が交錯し、世代と世界を超えた究極のラブストーリーが描かれていく…。

パルコ・プロデュース『ブエノスアイレス午前零時』は、11月28日(金)~12月21日(日)まで、東京・新国立劇場・中劇場にて、12月25日(木)~29日(月)まで、大阪・シアターBRAVA!にて上演される。

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