サービス産業生産性協議会(代表幹事:秋草直之)では、2014年度第3回「JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)」調査として、7業種[衣料品店/各種専門店/旅行/エンタテインメント/国際航空/国内長距離交通/生活関連サービス]における71企業もしくはブランドの満足度等を発表し、エンタテインメント業においては劇団四季が顧客満足度に輝いた。
JCSI調査とは、統計的な収集方法による総計12万人以上の利用者からの回答をもとに調査する日本最大級の顧客満足度調査で、業種・業態(以下 業種)横断での比較・分析ができ、かつ、6つの指標で顧客満足度構造とポジショニングがチェックできるもの。本年度は年5回に分け、年間約30の業種、約400の企業・ブランドの調査を実施する計画である。
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この調査結果の中で、エンタテイメント業種では、劇団四季が2年振り4回目の顧客満足度(以下CS)1位となった。これは昨年度1位だった「東京ディズニーリゾート」を上回り、2009年度調査開始以来4回目の1位となる。また、6つの指標のうち顧客期待と知覚価値、知覚品質でも1位に迫っている。なお、CS2位となった「東京ディズニーリゾート」は知覚品質、推奨意向、ロイヤルティで1位。続くCS3位の「宝塚歌劇団」までの3社が、6指標の上位を占める結果となった。
ちなみに、エンタテイメント業種以外の顧客満足度1位企業・ブランドは以下の通り。
・ユニクロ(衣料品店):3指標をおさえて5年ぶりCS1位
・IKEA(各種専門店):3年連続で全指標1位(CSは4年連続1位)
・ANAセールス(ANA SKY WEB TOUR)(旅行):初調査でCS1位
・シンガポール航空(国際航空):6年連続でCS1位
・スターフライヤー(国内長距離交通):5年連続でCS1位
・ミュゼプラチナム(生活関連サービス):2年連続CS1位