V6の年長者ユニット、20th Century(トニセン)の坂本昌行、長野 博、井ノ原快彦が、日本初上陸となるブロードウェイ・ミュージカル『ON THE TOWN』に出演することとなった。
本作は1944年にブロードウェイのアデルフィ劇場で初上演され、作曲に『ウエスト・サイト・ストーリー』のレナード・バーンスタイン、振付はジェローム・ロビンズなど、当時のアメリカを代表するクリエイターたちが名を連ねており、初演時には462回上演される当時の大ヒットミュージカルとなった。その後、1949年にはジーン・ケリー、フランク・シナトラ、ヴェラ・エレンといった往年のスターが出演して映画化(邦題『踊る大紐育』)もされ、ミュージカル映画の最高傑作としても大ヒットを記録している。(その後、1971年・1998年に再演。今秋ブロードウェイでも再び上演される予定)
トニセン3人が揃うのは、2004年『SAY YOU KIDS』以来、10年ぶりとなる。映画版でジーン・ケリーが演じたロマンチストなゲイビー役を坂本、フランク・シナトラが演じた生真面目なチップ役を長野、ジュールス・マンシンが演じたひょうきん者のオジー役を井ノ原が演じる。このほか、真飛聖、樹里咲穂、シルビア・グラブらが出演。いずれ劣らぬ実力派たちの共演が見どころとなろう。
今回の出演に関し、トニセンを代表して坂本は、「今回の舞台は、2004年に公演した舞台『SAY YOU KIDS』以来、10年ぶりに僕たちトニセンが同じステージに立つ公演なので、今から非常にテンションが上がっております。初の3人そろってのミュージカルなので、これまでの経験を生かし、最高のステージをお見せできればと思っております。会場は僕たち3人にとって思い出深い「青山劇場」です。僕たちがこの劇場に立たせていただくのは、この作品がラスト公演になると思います。今まで数々の公演でお世話になったご恩を精一杯返せたら、と思います。劇場でお待ちしておりますので、皆さん、ぜひ見に来てください」とコメントしている。
日本初上陸の『ON THE TOWN』は、2014年9月28日(日)~10月14日(火)に東京・青山劇場にて、10月18日(土)・19日(日)に大阪・オリックス劇場にて上演される。