橋本祥平&荒牧慶彦「期待に添えるように、そして、超えられるように」『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~インタビュー!

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2017年9月に上演される『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~。『あんステ』最新作は、優美かつ華麗な騎士道ユニット「Knights」を中心としたスピンオフ作品となる。「Knights」メンバーは、初演より瀬名泉と鳴上嵐が登場していたが、本作ではリーダーの月永レオをはじめ、朔間凛月、朱桜司が登場し「Knights」がついに揃う。

月永レオ役を演じるのは橋本祥平、朔間凛月役は荒牧慶彦に決定し、発表時には大きな反響を呼んだ。プライベートでも非常に仲が良いという二人に話を聞いた。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~橋本祥平&荒牧慶彦インタビュー

――今日は、仲良しのお二人にいろいろなお話を伺えればと思います。「Knights」のメンバー発表の時、すごい反響でしたね。

荒牧:お声掛けいただいてから、すごく楽しみにしてたんですよ。だから「早く発表したい!」という気持ちが大きくて。自分のことだけじゃなくて、レオ役が祥平に決まったということも嬉しかったですね。前作で登場している「Knights」メンバーを演じている高崎翔太くん、北村諒くん、祥平と僕というのは、役を離れてもすごく仲良いメンツなので。さらに、北川尚弥くんとの新しい出会いもあります。この5人が集まったら、どんな化学反応が起きるのか楽しみだなってずっと思っていました。

橋本:僕は、初演から観させていただいていたんですけど、その時は正直、まさか自分が「Knights」のメンバーを演じることになるとは想像もしていませんでした。だから「キラキラしてるなあ」って、すごく客観的に観ていたんです。「多分、僕にはできないだろうなあ・・・」とも思ってたんですけど(笑)。でも「Knights」というすごく人気のあるグループの、月永レオという魅力的な役をいただけたのは、とても嬉しかったです。まっきーも言っていたように仲の良いメンバーが揃っているので、チーム感は、今の時点ですでに大丈夫な気がしています(笑)。

荒牧:関係性は、もうできてるからね。

橋本:はじめましての北川くんが演じる朱桜司が1年生というのも、なんかいいよね。もう、今から楽しみでしょうがないです。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~橋本祥平&荒牧慶彦インタビュー_6

――今回の“あんステ”は原作ゲームの「王の騎行」のシナリオがベースになっていますが、ファンの皆さんの間でも待望の舞台化なのではと思います。お話をご覧になってどんな印象を持たれましたか?

荒牧:「Knights」としての出演が決まってから、祥平と「一緒にキラキラしようね」って言ってたんですけど・・・「王の騎行」の物語って、ちょっと違うじゃないですか。だから「あ、そうなるのか・・・」ってなりました(笑)。
でも、逆にそこがおもしろい部分ですよね。ユニットとしていかに成長していくか、ではなく、リーダーの復帰、そしてそのリーダーがメンバーを試すために別ユニットを作って戦いを挑む、っていう展開がすでにおもしろい。月永レオという人物を強く印象づけるお話になっているなと思いますね。

橋本:同じチームなのに「潰す」という考えを持つ月永レオって、やっぱりすごく不思議だなって思います。自分としては、皆仲良く行動してくれたら・・・って思っちゃうんですけど。

荒牧:このシナリオがあっての「Knights」だからね。

橋本:そうだね、ここは通らなければいけないところだね。・・・でも、もし次があったらもっと皆と仲良くしたい(笑)。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~橋本祥平&荒牧慶彦インタビュー_3

――(笑)。仲良しの高崎さんと北村さんとは、ご出演が決まってからお話されました?

橋本:はい。よろしくねって話しました。もちろん、他のユニットの方々も同じ舞台に立つ仲間なんですが、その中でも特に「Knights」として輝こうと話しました。僕、最近翔太くんと日帰りで箱根に行ったんですけど、その時もいろいろ教えてもらいました。翔太くんたちの指導のもと、がんばりたいと思います。

荒牧:翔太くん、陰のリーダーになりそうだよね。

橋本:ほんとだよね。

荒牧:アイドルとしての立ち振舞いは、きたむーの方が詳しそうかな。

橋本:確かに。それはきたむーに教わろう(笑)。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~橋本祥平&荒牧慶彦インタビュー_2

――演じる役とご自身、近いものはありますか?

荒牧:凛月はよく寝てますけど、僕も寝るのが大好きだし、朝めちゃめちゃテンション低いんですよ。低血圧なので、エンジンかかるのが遅くて。仕事に行く前には、だいたい2時間前に起きて、アイドリングというか、ボーっとする時間が必要なんです。そういうところは、すごく似てるんじゃないかな~と思ってます。あと、凛月にはお兄ちゃんがいますけど、僕にはお姉ちゃんがいるので、弟という立場は共通しているかな。昔はケンカばっかりでしたけど、今は大人になったので、零と凛月のような関係ではないです(笑)。

橋本:僕は~・・・かけ離れていると思います。こんなに才能の溢れた王様ではないので・・・(笑)。しいて言えば、僕も妹がいるので、レオの妹好きな部分には近いものを感じます。演じる上では、自分とかけ離れている方がやりやすい気もしていて。どうやって役作りしていこうかなって、今から考えています。

――原作のあるキャラクター2.5次元舞台として演じられる時、声も意識されますか?

荒牧:そうですね。でも、完コピまでいってしまうと、舞台としてやる意味がないと思うんですよ。アニメでいいじゃん、で終わっちゃう。2.5次元舞台として作る上では、そこに“人間である役者が演じる意味”も加味するべきだと思っているので。寄せつつも、自分としてのオリジナルの面も出して、キャラも自分なりに深めたいというか・・・ファンの方に「こんなんじゃない」ではなくて「こういう一面もあったんだ」と思ってもらえるような作り込みをしていきたいと思っています。

橋本:声も似ていたら、きっと原作が好きなお客さんも嬉しいと思うんですよね。でも、自分の声は自分の声なので、どこか限界もあるので・・・。だから「この台詞はがんばって寄せよう」とか、ポイントごとに意識して演じたりしていますね。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~橋本祥平&荒牧慶彦インタビュー_5

――なるほど・・・。お二人が演じてくれるなら間違いないといった安心感があるなと思っています。

荒牧:今、2.5次元というジャンルが盛り上がって、すごく舞台の間口が広がったなと思う反面、価値も下げてしまっている部分もあるかもしれないなと。僕は大学卒業してから役者を始めたので、この世界に入るまで舞台というものは遠い世界のものだと思っていたんですね。でもこの2.5次元作品って、もともと舞台が好きだった人以外にも、自分の好きだった原作の漫画やアニメが舞台になるなら観てみたいと思ってもらえることで、いい意味で敷居を下げたと感じるんです。
舞台を観に行こうと思ってもらえるチャンスが増えたことは、すごく良いことなんですけど「2.5次元が流行っているからやろう」という舞台が増え過ぎちゃうと、観た人ががっかりしちゃうものが出来上がってしまうこともあると思うんですよ。

橋本:僕らがこの世界に入った時よりも、2.5次元というジャンルはさらに熱くなっているよね。いっぱい作品があるから、僕らもお芝居をできる場をいただけていると思うんですけど・・・。その分、役者の人口も増え、ライバルもいっぱい増えて、生き抜いていくのが大変ですけど、逆にこの中で頭一つ何か抜けられる力を付けられたらいいなと思いますよね。

荒牧:40代、50代ぐらいの先輩と共演させていただいて、話を聞くと今は恵まれた環境なんだというのがすごく分かるんですよね。これだけ舞台がさかんに上演されているということは、役者も必要なわけで。少し前は、バイトをしながら舞台に立ったり、役者をやるだけでもすごく大変だったと聞くので。

橋本:めっちゃ恵まれてると思う、ほんとに。

荒牧:だからこそ、自分が出る作品は初めて舞台を観る方がハマってくれるきっかけになるように、さらにもっといろんな舞台に興味を持っていただける入り口になれるように、と思ってやっています。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~橋本祥平&荒牧慶彦インタビュー_11

――すごく頼もしいお話を聞かせていただきました。お二人は、お互いを役者としてどう思っていらっしゃいますか?

荒牧:そうですね~、全部、信頼してるので(笑)。祥平の役者としてのポテンシャルの高さはすごいものがあると思うので、共演する時は祥平が創ってきたキャラに、全幅の信頼を置いてます。

橋本:いつも、キャラの作り方や寄せ方がすごくて、どの作品を観てもまったく違うので、やっぱりこの人はすごいなって、いつも思わされます。

――先ほどから、お話していてもすごくお二人が仲良しなのが伝わってくるんですが、最近「自分たち仲良いな~」と思った瞬間ってありますか(笑)?

荒牧:ちょっと前に共演した舞台で、僕、楽屋にマットレスを持ち込んでいて、マチネとソワレの間に寝ているんですよ。最初は一人で寝てたんですが・・・。

橋本:あははは(笑)。

荒牧:気がついたら祥平が横にいました(笑)。

橋本:最近では「まっきー、先に行ってるね!」って言って、先に寝てることもあります(笑)。まっきーは、プライベートでも飲みに行ったりできる、数少ない仲の良い友達、というか先輩です。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~荒牧慶彦&橋本祥平インタビュー_8

――兄弟みたいですね(笑)。お二人はゲームもお好きと伺いましたが、「あんスタ!」はやっていらっしゃいますか?

荒牧:はい、やってます。まだやり始めたばかりなんですけど。

橋本:僕も。

荒牧:普段はRPGとかが好きでやっているんですけど、こういうゲームはなかなかやったことがないので新鮮です。でも、どこが最終目的地なのか分からなくて(笑)。

橋本:「まっきー、これ、どうしたらいいの?」とか、お互いによく聞いてるよね(笑)。あと、キャラクターを『あんステ』の役者さんとして捉えてしまっていて、「あの人が勝負を仕掛けてきた!」とか思ってしまいます(笑)。

――どのグループのPですか?

荒牧・橋本:もちろん「Knights」ですね!

――ユニットとして「Knights」のどういうところに魅力を感じますか?

荒牧:皆、自由人なんですけど、その中でもそれぞれが「Knights」を大切にしているのが分かるし、キャラの一人一人にすごく魅力があるなと思います。

橋本:バラバラに見えて、ちゃんとまとまる時はしっかりまとまるって、良いチームなんだなって思います。知れば知るほど、「Knights」のことが好きになっていく気がします。

荒牧:僕、きたむーが演じる鳴上嵐、好きなんですよね~。

橋本:嵐、いいよね!僕も好き。

荒牧:こんなイケメンなのに、オネエっていうギャップがね。

『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~橋本祥平&荒牧慶彦インタビュー_4

――最後に、公演を楽しみにしている皆さんへお一言ずつメッセージをお願いします。

荒牧:僕が、朔間凛月役をやると発表された時、すごく大きな反響をいただいて、嬉しいお言葉をたくさんいただきました。その期待に添えるように、そして、その期待を超えられるように朔間凛月を創り上げて、皆さんの前で、アイドルとしてキラキラ輝きたいと思いますので、ぜひ「Knights」をよろしくお願いします。

橋本:初演から、二人だけしか出ていなかった「Knights」が、今回ついに揃うということで、きっとお客様もこの時を楽しみにされていた方が多いと思います。たくさん期待していただいているので、不安もありますが、ゲームの「あんさんぶるスターズ!」が好きな方、そして「あんステ」が好きな方、皆さんのために、しっかり月永レオとして生きて、ステージの上でキラキラできたらなと思います!

Knightsビジュアル

◆公演情報
『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~
【東京公演】9月7日(木)~9月18日(月・祝) シアター1010
【大阪公演】9月22日(金)~9月24日(日) 新神戸オリエンタル劇場

【原作】「あんさんぶるスターズ!」(Happy Elements K.K)
【脚本】赤澤ムック
【演出】宇治川まさなり
【出演】
橋本祥平(月永レオ役)、高崎翔太(瀬名泉役)、荒牧慶彦(朔間凛月役)、北川尚弥(朱桜司役)
前山剛久(天祥院英智役)、安井一真(日々樹渉役)、野嵜豊(伏見弓弦役)、星元裕月(姫宮桃李役)
大崎捺希(仁兎なずな役)、櫻井圭登(紫之創役)、宮崎湧(真白友也役)、夏目雄大(天満光役)
上田堪大(鬼龍紅郎役)、小松準弥(蓮巳敬人役)、樋口裕太(神崎颯馬役)

北村諒(鳴上嵐役)

◆チケット情報
【プレリクエスト先行】~7月24日(月)23:59
【一般発売】8月6日(日)10:00~
URL:https://l-tike.com/ensta-s/(パソコン・携帯共通)

公式サイト:https://www.marv.jp/special/ensemble_stage/
公式ブログ:https://ameblo.jp/en-sta-stage
公式Twitter:@ensemble_stage

(C)2016 Happy Elements K.K /あんステ製作委員会

橋本祥平さん&荒牧慶彦さんサイン入りポラロイド

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<応募期間>

2017年7月24日(月)~8月31日(木)まで

当選者には、エンタステージのTwitterアカウントよりDMにてご連絡を差し上げます。
※非公開アカウントからのご応募は、抽選対象外となりますのでご注意ください。

皆様のご参加をお待ちしております!

(撮影/高橋将志)

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