【ネタバレ】10周年だからできること――長江崚行×樋口裕太×北欧ファイブが語るミュージカル『ヘタリア~The World Concert~』のすべて

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大人気シリーズの10周年を彩る最新ライブ公演、ミュージカル『ヘタリア~The World Concert~』。キャスト陣の仲の良さで盛り上がったインタビュー前編に続き、後編ではより内容に迫った話を聞いた。

語ってくれたのは、イタリア役の長江崚行、ロマーノ役の樋口裕太、そして「北欧ファイブ」フィンランド役の棟方翔也、スウェーデン役の塚本凌生、デンマーク役の松井健太、ノルウェー役の新納直、アイスランド役の前田優輝。

コンサートのコンセプト全貌から、ライブならではの“挑戦”、さらには他キャスト陣のエピソードトークまで、U-NEXTでの独占ライブ配信も見据えた、彼らの熱気あふれるメッセージをお届けする。

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目次

ヘタミュ10周年ならではの「やりたい!」を詰め込んだコンサート

――インタビューの後半は、東京公演を終えて神戸公演が始まるというタイミングで掲載される予定なので、少し内容に踏み込んだお話を伺えればと思います。今回のライブがどのような内容になっているのか、少し教えていただけますか?

長江:これは僕からお話しましょう。今回のコンサートは、オーストリアが主催する「ワールドコンサート」にキャラクターたちが参加している・・・というところから始まります。オーストリアが「このセットリストが一番お客様が楽しめるだろう」と考えているところに、それぞれの国が「うちはこういうのもやりたいし!」みたいな思惑を持って入ってきたりするので、果たしてどうなるのか・・・(笑)。だから、今回は「ライブ」と謳うのではなく、音楽の都・ウィーンがある“オーストリア主催の「コンサート」”なんです。お客様は、そのゲストというイメージです。

――なるほど!だから「コンサート」なんですね。

長江:はい。それから、今回は「10th Anniversary(ヘタミュ10周年)」と銘打っているので、「今までやってみたかったけどできなかったこと、ファイナルライブでは実現できなかったこともやっちゃえ!」みたいな気合いも、たくさん乗っかっていると思います(笑)。パパ(演出の吉谷晃太朗さん)とも、「これやりたいね」「これ使ってみたいね」「それはこの曲なら実現可能かな?」と色々話し合って。その願望が、割と具体的に叶っているんですよ!稽古をしていても、「これは見応えがあるものになるだろうな!」という手応えをすごく感じています。

――映像ならではの見え方も楽しみです。

長江:そう!生で観ていただく楽しみ方に加えて、映像だからこそ切り取れる画の美しさが生まれると思うんですよ!!今回はそれも意識してステージングを作っていますし、皆さんのペンライトが素敵な演出になる瞬間もあると思います。だから、現地で観て、そして配信で隅から隅まで楽しんでもらえたらと。いろんな仕掛けがたくさん散りばめられているので!座長からは以上です!!

それぞれのおすすめシーンは?日替わりも盛りだくさん

――どんな曲で皆さんがどう登場されるのか楽しみなのですが、それぞれの役のオススメシーン、見どころを教えていただけますか?

樋口:ロマーノは、イタリアとの「イタロマメドレー」があります。そこでね、僕がずっと見たかった長江くんを見られるんです(ニヤリ)。俺も一緒にやるんですけど(笑)。崚行と俺が、拮抗する部分を本気でぶつけ合います。

「このライブでやらなかったらどこでやるんだ!」っていうぐらい、稽古でも本気で崚行と合わせていますし、「この兄弟だったらコレで勝負でしょ!」という二人を見せられるんじゃないかなって。ミュージカル本編とは違う、この公演でしか見せられないイタロマ兄弟をお見せできたらと思っています。とにかく“僕が見たかった長江崚行”を、ぜひ!

長江:今回の僕はおそらく一番、ロマーノ兄ちゃんとやることが多いですね。実は僕ら・・・ギターの弾き語りをやります!これ、パパとかプロデューサーさんに「やって」と言われたことではなくて、僕らが「やりたい!」と言って入れてもらったんですよ。だから、大きな責任が僕と樋口裕太の両肩にズッシリとのしかかり続けているという(笑)。

でも、上手くいったら絶対に面白いし、コンサートの中で良いスパイスになる。今後を踏まえても・・・うまく伝わるか分からないんですが、僕が思う「ヘタミュの良さ」って、各キャラクターをちゃんとリスペクトしながら、役者それぞれのイマジネーションがそこに乗っているところなんです。

原作を愛してくれているお客様がいるから僕らはこれをやれている、という大前提の上で、「長江崚行がやるイタリアはこうなる」「樋口裕太がやるロマーノはこうなる」「この北欧ファイブは、この5人にしかできないよね」という楽しみ方ができる。それが、生身の人間が演じる舞台の醍醐味だと思うんですよね。だから僕らの挑戦も、お客様に“1つの解釈”として楽しんでいただければ嬉しいです。

松井:北欧ファイブは、僕が代表してご紹介しますね。今回、僕らは「北欧コーナー」という形でライブの中盤にガッとまとめて楽曲を披露する時間をいただいています。そこでお見せするのは前回とはまた違った形のパフォーマンスになりますし、「北欧らしさ」が後半に向けてさらにコンサートを盛り上げていく時間になればいいなと思っています。僕たちも、その時間を使って目一杯コンサートを楽しみたいと思います!

また、ありがたいことに「A tender world」公演以外の楽曲にも一緒に参加させていただいているので、一緒に楽しみながら皆さんと10年の歴史を感じながら、東京公演の熱を神戸公演につなげたいです。

塚本:たぶん、むなぴ(棟方)が1人で1万人を湧かす瞬間があるよね。

一同:あー!!

――棟方さんのプロフィールを調べると驚く・・・あの特技ですね?!

棟方:はい!そう・・・です!

樋口:本当に、会場が湧くと思う!最初に見せてもらった時、すごすぎて思わず見入っちゃったもん!!

長江:日替わりの部分になるので、見られた方はラッキー・・・。ぜひ配信でも見てほしい!お楽しみにー!!

あの人のここが好き!「このカンパニー、みんな良い人」

――では、ここにいらっしゃらないキャストの方について、今回のコンサートのお稽古を通して感じた「ここが好き!」な点を教えてください。

長江:せっかくだから、せーの!で言ってみる?

樋口:いいね、やってみよう。みんな、思い浮かんだ?

一同:はい!

長江:それじゃあ、いっせーのーで・・・!

???:おっきーさん!

???:がっくん(高本学)です。

???:上田悠介(さん)!

――おお!意外と被りましたね・・・?ロシア役の山沖勇輝さんのお名前を挙げた方、その心は?

棟方:おっきーさんは、とにかくよく声をかけてくれる方で!その場の空気をパッと明るくしてくださるので、とてもありがたい存在だなあと思っています。

前田:おっきーさんは、いい意味で空気を良くしたり、一瞬で空気を止めたり。

一同:(爆笑)!

前田:それがすごく面白くて。前作ではご一緒できなかったのですが、やっぱり直接お会いするとすごい ムードメーカーな方なんだなあ!と思っています。

塚本:おっきーさんは、本当に優しいんですよ。今まで、北欧ファイブ内でダンスを覚えるのに苦戦している子には僕が声をかけていたんですけど、今回はおっきーさんが率先して面倒を見てくださって。「すみません、先輩にやらせてしまって」って言ったら、「俺も覚えられるからいいんだよ」って。本当に優しい人だなと思いました。

――では、プロイセン役の高本学さんを挙げた方は?

松井:僕です。僕、「裏主人公」みたいな立ち位置のキャラクターが好きで。今回のコンサートで、イタリアが真ん中にいない時、プロイセンが真ん中に立つことが多いなって初めて知ったんです。稽古の中で、その役割を担うがっくんが真ん中に立った時の「華」というか、引力のすごさを目の当たりにしまして。がっくんの知らなかった一面を感じられた気がして、すごく好きだなと思っています。

――ドイツ役の上田悠介さんを挙げられたのは?

新納:まずは僕から。上田さんは、最初「ドイツ!」という印象が強かったんですけど、すごく優しくて気さくな方だなと思いました。あと、もう動きが全部ドイツなんですよ。ドイツとして、いつも期待を上回ってくださる。多分真似しようとしてもできないけど、あの存在感は見習いたい。憧れの存在です。

樋口:悠介くんは・・・筋肉をつけすぎていて、柔軟性がなくなってきてるのよ(笑)。踊ったりしているのを見ても、腕の可動域が「そこで終わっちゃうの!?」みたいな。あれを見ていると「勝てねえわ・・・」って思いますね。ドイツがドイツであることを、筋肉で体現している。もう、見てるだけでおもしろいです。

長江:悠介さんのことはずっとそばで見てきましたが、「なんでこんなに包容力があって、みんなを温かく受け入れて、彼にしか出せないエネルギーを出し続けられるんだろう?」って思います。稽古をしていても、悠介さんから目が離せなくなっちゃう時間があるんですよ。ずっと面白い。それは才能であり、スターなんだと思います。目を離させないカリスマ性がありますね。

今名前が挙がった人以外も、このカンパニーって本当にみんな良い人なんですよ、18人という大所帯になったけど、みんないい人。これも奇跡だなと思うんですよね。

会場でも配信の先でも“爆湧き”させます!

――ヘタミュカンパニーの大きな“愛”が詰まったコンサート、楽しみです。最後に「僕の好きな曲」と、お客様へメッセージをお願いします!

樋口:僕はジェーくん(スペイン役の山田ジェームス武/映像出演・4月19日昼夜のみ会場出演)が会場出演できる日に、『WW』ぶりに歌う「ロマーノとスペイン親分、料理の歌」です。パレードみたいな親分とスペインの曲を、楽しみにしていてください!

未来へ向けてのコンサートになればいいなと思っております。今後とも、ミュージカル『ヘタリア』をよろしくお願いします!

棟方:僕は「幸せを見つけよう」っていう曲が好きです。「北欧ファイブ」のみんなと素敵な空気を共有できるし、お客さんと一緒に幸せな空間を作れる曲なので、めっちゃ好きです。

感謝の気持ちと、「これからもよろしくお願いします」という気持ちを込めて頑張りたいので、皆さん盛り上がっていきましょう!

前田:僕は「北欧スイーツを作ろう」ですね。今回、僕のパートが増えました~!もともと「A tender world」では僕のパートはなかったんですけど、正式に追加されましたので、楽しみにしていただければ。

皆さん、どの席に座っていても、画面越しにも“爆湧き”させるので、楽しみにしていてください!

松井:僕は「世界は未来のプロローグ」を挙げたいと思います。この曲は、オーディションで歌った楽曲でもあります。崚行のソロからのサビが本当にワクワクして、「わあ、ヘタミュ始まった!」って思える僕の中で一番大好きで大切な楽曲です。

「北欧ファイブ」として全力を尽くして頑張りますので、楽しんでもらいたいですし、今後の「北欧ファイブ」にも期待してもらえるお時間にしたいなと思います。よろしくお願いします!

新納:僕は「世界会議Ⅱ」。「A tender world」の時は4人でやっていたんですが、今回は歌詞も「みんな」に変わって、本当にみんなで会議する形で歌えるのが素敵だなと思っています。北欧ファイブも頑張りますので、ぜひ見てください!

塚本:僕は「1.2 & 3 legged race 4 you」ですね。なんかテンションが上がるいい曲ですよね!実は、このあと振付稽古なんですけど(笑)。なんか難しいらしくて・・・でも、できるようになったら楽しいだろうなと思って、今からすごく楽しみです。

いつも言ってしまいますけど、今回はマジで“桁違いに目が足りない”と思うので!僕らだけでなく、ブルズ(アンサンブル)の皆さんがとんでもない活躍をしているので、見るところが多すぎます。ぜひ配信で、いろんなところに注目してたくさん観て欲しいなと思います。引き続きクオリティを上げるために頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いします!

長江:僕はちょっと1曲に絞れなかったんですが・・・『地球幻想曲』『ジェラート』。今回の新曲です。このライブのために作って、かつこの10周年を祝う中で「初の18人で歌うこと」を想定した楽曲なので、すごく歴史を感じるなと思います。『ジェラート』はもうすでに配信もされていますし、ぜひ一緒に楽しんでもらえたらなと。

そして、今回は「ヘタミュ・フィルハーモニー楽団」が生演奏をしてくれます!前回のライブはバンド形式でしたが、今回はさらにグレードアップしています。

公演に向けては、もうとにかく「楽しみましょう!」の一言に尽きるかなと。僕らは稽古でいっぱい準備をしますが、お客様は、楽しむ気持ちだけ持って遊びに来てください!会場に足を運べる方、全員で楽しませに行きます!

そして、残念ながら足を運べないという方も、配信で楽しませます!配信は、僕らが全力を出したものを、映像スタッフの方々が一番いい形で切り抜いて「最高の映像」にして皆様にお届けしてくれます。会場の熱気でそのまま包み込みます! 映像の先でも“爆湧き”できるように僕らも準備しておりますので、会場・配信関係なく、隅の隅まで一緒に楽しみましょう!

(取材・文/エンタステージ、写真/オフィシャル提供)

U-NEXTで東京・神戸の各千秋楽公演を含む全5公演をライブ配信

■配信プラットフォーム
「U-NEXT」(https://video.unext.jp/

■配信詳細
1.4月18日(土)17:30<東京公演>
2.4月19日(日)12:00<東京公演>
3.4月19日(日)17:30<東京公演・千秋楽>※特典映像付き
4.4月29日(水)12:00<神戸公演>
5.4月29日(水)18:00<神戸公演・千秋楽>※特典映像付き

【チケット販売期限】2026年5月6日(水)15:00まで
【見逃し配信視聴期限】2026年5月6日(水)23:59まで

■チケット価格
・1公演視聴チケット:各4,000円(税込)
・5公演通しチケット:16,000円(税込) ※通しチケット特典ブロマイドセット付
※ライブ配信終了後は、見逃し配信のみ購入することができます

<5公演通しチケット購入方法>
1:5公演のうち、いずれかの公演を選択します。
2:作品詳細にある[チケットを購入]を選択します。
3:確認画面に単日チケットと5公演通しチケットの選択肢が表示されます。
4:5公演通しチケットを選択すると購入が確定します。

※各ライブ配信終了後、視聴期限まで見逃し配信の視聴が可能です。
※全公演マルチアングル配信となり、「スイッチング映像」と「全景映像」をお客様自身で切り替えながらお楽しみいただけます。
※「5公演通しチケット特典ブロマイドセット」詳細については後日公開いたします。
※あとから通し5公演通しチケットを購入された場合でも、先に購入した単日チケットの払い戻しはできません。予めご了承ください。

■特典映像
キャスト“生”コメント映像 ※当日リアルタイムで舞台裏からお届けいたします

■配信詳細:https://t.unext.jp/r/musical_hetalia_wc
※詳細は上記配信詳細ページにてご確認ください。

10th Anniversaryミュージカル「ヘタリア~The World Concert~」アリーナLIVE概要

公演タイトル:10th Anniversaryミュージカル「ヘタリア~The World Concert~」
【東京公演】2026年4月18日(土)~4月19日(日) 京王アリーナTOKYO
【神戸公演】2026年4月29日(水・祝) GLION ARENA KOBE

原作:「ヘタリア World★Stars」日丸屋秀和(集英社「少年ジャンプ+」連載)
構成・演出:吉谷晃太朗 ◆作詞協力:なるせゆうせい

音楽:tak、宮里豊
振付:MAMORU
歌唱指導:水野里香

【キャスト】
イタリア役:長江崚行、ドイツ役:上田悠介、日本役:植田圭輔
アメリカ役:磯貝龍乎、イギリス役:廣瀬大介、フランス役:寿里、ロシア役:山沖勇輝、中国役:杉江大志
オーストリア役:ROU、スペイン役:山田ジェームス武(映像出演/4月19日昼夜のみ会場出演)、プロイセン役:高本学、ロマーノ役:樋口裕太、オランダ役:磯野亨(映像出演)
フィンランド役:棟方翔也、スウェーデン役:塚本凌生、デンマーク役:松井健太、ノルウェー役:新納直、アイスランド役:前田優輝

◆アンサンブル
伊東征哉、丸山武蔵、竹井弘樹、南舘優雄斗、平井颯太、志賀遼馬、宮原龍平、古川左京、増田幸太、玉垣大知、渡邊気、松本惣己

◆ヘタミュ・フィルハーモニー楽団
Guitar:宮里豊、Guitar2:西川ノブユキ、Drums:奥村大爆発、Bass:よこやまこうだい、
Keyboard:鮎京春輝、Trumpet&Percussion:山縣賢太郎、1st.Violin:雨宮麻未子、2nd.Violin:大嶋世菜、Viola:角谷奈緒子、Cello:原口梓

【公式サイト】https://musical-hetalia.com/
【公式X】@hetamu_official

(C)日丸屋秀和/集英社・ミュージカル「ヘタリアWC」製作委員会

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