【U-NEXTで配信あり】ミュージカル『ヘタリア~A tender world~』長江崚行×杉江大志×棟方翔也×前田優輝インタビュー!新キャスト加入で生じた変化

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2025年6月9日(月)より東京・日本青年館ホールにて開幕し、7月まで東京・大阪・福島3都市にて上演されるミュージカル『ヘタリア~A tender world~』。多くのファンに愛され続けるこの人気シリーズに、今作では新たに「北欧ファイブ」が加わり、カンパニーに新しい風を吹き込んでいる。

本記事では、イタリア役の長江崚行、中国役の杉江大志、新キャストとしてフィンランド役を演じる棟方翔也、アイスランド役を演じる前田優輝によるインタビューを実施。稽古も佳境に入り、カンパニーの雰囲気や新キャストの奮闘、そして先輩キャストから見た彼らの姿、さらに作品の深いテーマ性や見どころについて、和やかながらも熱のこもったトークが繰り広げられた。

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目次

「意外と匂いは一緒」――新キャストを迎えたカンパニーの普遍性と変化

――まず、長江さんと杉江さんにお伺いしたいのですが、今回「北欧ファイブ」をはじめ新しいキャストの方が多く参加されていますが、カンパニーの雰囲気はいかがですか?

長江:受け入れ体制は完璧だったと思います(笑)。雰囲気で言うと・・・半分以上が新しいメンバーなので、もっと違う雰囲気になるのかなと思ったんですけど、意外と「匂い」は今までと一緒だなと感じています。

杉江:分かる分かる。どれだけ新キャストが増えても、今までシリーズを紡いできた人たちがお休みしようとも、根本にあるものは変わらないよね。きっと、脚本のなるせゆうせいさんと演出の吉谷晃太朗さんが変わらない限り、普遍であるということを、すごく感じる稽古場になっていますね。

――これまでのシリーズで、一度にこれほど多くの新キャスト、新キャラクターが加わるのは初めてですよね?

長江:スペイン役のジェームス(山田ジェームス武)くんとドイツ役の上田(悠介)くんが入った時以外は、1作品1人が基本だったもんね。それを考えると、今回は本当に多いので、なるべく「北欧ファイブ」の皆さんが楽しくやれるような現場でありたいな、と思っていました。

棟方・前田:(頷きながら)楽しいです!

長江:今の「楽しいです!」には、「必死です」っていう気持ちも詰まってた気がするけど、きっと本当に楽しいと思ってくれているんだと思います(笑)。

「マジか!」初参加の喜びと、稽古場で感じる「大変さ」と「成長」

――棟方さんと前田さんは、このミュージカル「ヘタリア」という歴史あるカンパニーに、新キャスト・新キャラクターとして参加が決まった時、どんなお気持ちでしたか?

前田:めちゃくちゃ嬉しかったです。出演できることが決まったと知ったのは移動中だったんですけど、もう心の中で「マジか!マジか!」って言葉が渦巻いていました。「やったー!」って叫びたいぐらい。

棟方:僕も、電話で出演が決まったと聞いたんですが、もう本当にびっくりして。率直に「めっちゃ嬉しい!」と思いました。帰りはもうスキップして帰りました(笑)。

――実際に稽古に参加されてみて、いかがですか?

前田:めちゃくちゃ大変です。覚えることもそうですし、一つの舞台を作り上げるということにおいても、今まで経験してきたものとは質も量も違いますし、考えることもすごく増えました。ダンスも歌もあって、今はもう、やることにいっぱいいっぱいになってしまっているところはあります。これがもっとすっと自分の中に入ってくるようになりたいなと。その上で、自分の役の個性だったり、自分らしさが出せるようになったらいいなと日々奮闘しています。

棟方:僕も、右も左も分からない・・・と言ったら少し言い過ぎかもしれませんが、やっぱり分からないことがたくさんあって。それを一つひとつ理解しようとしたり、実際にやってみようとしたりしながら、日々勉強だなと感じています。悩んだりした時も、先輩方が本当に優しくアドバイスしてくれて、稽古場もアットホームな雰囲気にしてくれるので、この作品をもっとよくしたいという気持ちが強くなっています。

――ちなみに、長江さんはヘタミュ初演の時、おいくつでしたっけ?

長江:僕は、当時17歳・・・だから、もう少しで10年経ちますねえ。

杉江:そういえば俺、当時の寿里さんと同じぐらいの年齢だ。

――今、前田さんと棟方さんとのお話を聞いていて、お二人のフレッシュな当時を思い出しました。

長江:フレッシュな二人に対してあまりにもシルバーな雰囲気を出してしまった・・・(笑)。でも、新しいキャストが入ってきて、日々当時を思い出しますよ。「分かるなぁ~」と思いながら、みんなのことを見ています。当時は僕たちが一番年下だったから。

杉江:大ちゃん(廣瀬大介)が全部面倒見てくれていて、本当にありがとうって思ってた。あの時から、この座組ずっとあったかかったな。今回シエスタのメンバーも稽古場に遊びに来てくれたりしたよね。

長江:そうそう、ありがたかったよね。

杉江:「北欧ファイブ」のみんなが吉谷さんに言われたことが分からなくて悩んでいる姿とか見ると、「あったな、こういうこと」って思うし。何か伝えてあげられることがあったらいいな、と思うのと同時に、稽古をやればやるほどみんなの際立った個性が見えてくるから、それを潰さずに、伸ばしつつアドバイスするにはどういう言葉がいいんだろう・・・みたいなことをすごく考えてる。

長江:僕も、吉谷さんと10年ぐらい一緒に作品作りをしているけど、最初は何も分からないところから救い上げていただいたので。さっき二人が話してくれたように「分からない中で必死にもがく」ということを、僕も体験しました。もちろん、今ももがき続けてはいるんですけど。だから、分からなくてモヤモヤする気持ち、どこにぶつけていいか分からない悔しさをみんなも感じているのだとしたら、その気持ちはすごく分かってあげられるな、と日々見て感じています。

前田:先輩の皆さんも、そういう時があったんだと聞いて、ちょっと嬉しくなりました。稽古をしていて、どんなシーンでも「すごいな」と思うことしかないので。そういう方々でも、やっぱり最初は悩んだりするんだなっていうのが分かって・・・それでなんで嬉しくなるのか分からないですけど(笑)。希望を持ってがんばります!

棟方:僕らが悩んでいると、自然とそっとアドバイスをくださったり、寄り添ってくださっているのを感じるんです。その気持ちが嬉しいから、僕もがんばらなきゃ、期待に応えなきゃって、めちゃめちゃ思いますね。

長江:嬉し~~~!!・・・俺もこんな時代あったのかな?みんなと同じように悩んだ時代はあったけど、こんなフレッシュな時代はなかった!おかしいな~。

杉江:(笑)。今ね、「僕らに悩みなんてないんだよ」って思わせようとしてますけど、実際は自分のことで精一杯ですよ(笑)。

長江:そう(笑)。このカンパニーって毎回そうなんですが、やることがめちゃくちゃ多くて。今回は「北欧ファイブ」が主軸になりますけど、周りの僕ら4人も見せ場がたくさんあるし、みんなを支えなきゃいけないところも山ほどあって。吉谷さんは全ての要素に120%の演出を乗せてくるので、体に馴染むまで本当に時間がかかるんです。だから、大志くんが言ったように自分のことで精一杯なのもヘタミュらしさで。

でも、僕はこの10年間、そういう中でも先輩たちに支えてもらってきたので、今度は自分がやる番になったんだなと。でも、願わくばヘタミュではずっと一番末っ子でいたかった(笑)。

杉江:吉谷さんからのメッセージかもしれん。お前ら、いつまでも末っ子末っ子言ってられないぞ?って(笑)。

長江:(笑)!

「幸せの形は見え方次第」――物語の深層に触れる、作品の見どころ

――今作は「北欧ファイブ」がメインの物語とのことですが、見どころを教えていただけますでしょうか。

長江:誰からいく?!

杉江:トップバッター重要やぞ?

前田:ハイ!

長江・杉江:おお~!いいね~~~!!!

前田:僕の役、アイスランドは、自分の中で葛藤している部分が多いキャラクターです。「北欧ファイブ」の中でもそうですし、兄弟関係でも色々とあるんですが、その葛藤のシーンが僕は一番好きで。自分の中で渦巻くいろいろな感情を観てくださる皆さんにしっかりと伝わるように表現したいですし、それができたら一番の見どころになるんじゃないかなと思っているので、その葛藤にぜひ注目していただければと思います。

杉江:素晴らしい!最高じゃない。

長江:じゃあ、次は俺。むなぴ、最後ね!

棟方:ええ~?!終わった~~~・・・。

一同:(爆笑)!

長江:これは・・・記事を読んだ方に大人げないと思われるんじゃないか(笑)。

杉江:どの順番が一番おもしろい?インタビューでも、何が一番おもしろいのか探すのが大事やで。

棟方:!(背筋が伸びる棟方さん)

杉江:やっぱ、むなぴ、俺、崚行が落とすが一番いいんじゃないかな!

棟方:ハイ!じゃあ・・・むなぴ、いかせていただきます!僕が演じるフィンランドは、物語を通して、それぞれのキャラクターが持つ悩みや困っている部分に「ゆるふわ天然キャラ」で自然と寄り添っていくシーンがすごく多いんです。結構、物語の鍵となるキャラクターなのかなと、役を掘り下げていく中で感じています。彼自身も悩みを抱えているんですが、常に人の気持ちを分かってあげたいと動く、すごく思いやりのある本当にいい子です。ゆるふわですが、「北欧ファイブ」の中ではまとめ役のような役割もあると思うので、個性豊かなメンバーを一つにまとめていくところを見てほしいです。

長江:インタビュー2回目って言ってたっけ?メキメキ成長してる・・・。

杉江:よし、じゃあ次は俺がしゃべるよ(実は、棟方さんの話を聞きながら「長江さんが言いそうなことメモ」を作っていた杉江さん)。

簡単にいうと、今回のヘタミュは「ゆるゆる、ふわふわ、幸せ」なお話です。一番を取ることが果たして幸せなのか。より豊かさを目指すこと“だけ”が幸せなのか。「北欧ファイブ」のみんなは劣等感を感じているかもしれない。でも、見方を変えればそれが何よりも魅力だったりする。劣等感も、見方を変えれば一番の長所になる可能性がある。「それぞれの思う幸せの形って何だろう」ということを考えるというのが、見どころになっているのではと思います。「世界がちょっとずつ優しくなれたら、ちょっとずつ優しい世界になっていくのではないか」というのがテーマです。

長江:最後のは、顔合わせで吉谷さんが言っていた言葉です!彼の言葉ではありません!

杉江:よしっ。

長江:この流れで話すの難しいなあ(笑)。まず、新キャストが5人も加わるのは、このシリーズでは初めてのことで。さらに、アンサンブルチームも比較的フレッシュなメンバーが多くて、「ヘタミュ」に初めて触れる人がすごく多い現場なんです。僕らは続けてきたこの10年間をすごく大事なものだと思っているし、手放せないものだと思う一方で、10年というのはとても重い荷物でもあるのだなと、新しい座組に触れて気づくことがありました。抱え込みすぎると、新しいものが背負えなくなる。スポンジのように吸収していくフレッシュな子たちを見て、そういうことをすごく感じています。

この感覚って、今回の作品のテーマとすごく近い気がするんです。先進国としてトップスピードで走り続けてきた国々だからこそ見えた景色と、手放してしまった幸せ。人としてとても大事なことだったりするのに、今は必要がないと判断したもの。それを「北欧ファイブ」のみんなは何気なく愛している。長くシリーズに関わらせてもらっている僕たちが、今回から入ってくるみんなに教えてもらっている感覚ってこれに近くて、この感覚こそが今回のキーなのかなと思います。

ちなみに、僕は30までに「人として豊かに生きる」ことを目標にしています。自炊するとか、ちょっといいソファを買うとか、鰹節を作るとか。人としての「生きる」を大事にしたい。この感覚だと思うんです。僕自身、長く芸能活動をやらせてもらう中でやってこなかったこと、欠落していることがあると思うので。

自分のペースで人と関わって、距離感を保つ。当たり前のように愛せる関係は、すごく小さい幸せかもしれないけれど、自覚できたらそれだけで生きていけるような幸せになるんだろうと思います。この作品に入る前からそんなことを考えていたんですが、「A tender world」を通してさらに強く感じるようになりました。

役者として僕が感じていることを、キャラクターや脚本を通してお客様にも感じてもらえるのは、本作ならではの見どころになるのではないかと・・・。「小さな幸せ」がたくさん集まって大きな感動へと繋がる。このタイミングで「北欧ファイブ」が参加してくれたことが、すごく意味のあるものなんだなって思ってますし、めちゃくちゃアツいな!ってお客様も感じていただけると思うので!一つひとつを丁寧に、こぼさずにお客さんに伝えられたらなと思っています。「いつものヘタミュの満足度+幸福度」、これを感じてもらうのが理想です。

杉江:話聞いててどう思った?

棟方:吸収したいことがいっぱいで・・・すごく「そう、そうそう!」って思いながら聞いてました。

長江:話が長いところは吸収しないでね、きゅっとまとめるの、大事(笑)。

一同:(笑)!

――「北欧ファイブ」の皆さんの関係性づくりは順調ですか?

棟方:僕は目を合わせる癖があるのですが、その癖を活かして、なるべく目を見てコミュニケーションを取ることを心掛けています。最近では「北欧ファイブ」で集まって、歌とかダンスの練習したりとか、団結することが増えてきて、どんどん仲良くなれている気がします。

前田:僕、今までは稽古から一人で帰ることが多かったんですけど、今回は一人で帰ってる回数が少ないなということに気づきました。僕の中でも、一つ成長が感じられました。

研がれる前の、“個性のハンマー”

――ちなみに、「北欧ファイブ」で一番おもしろい方は?

杉江:おもしろいのは、この 2人がダントツ。ほかの3人はそれなりに経験があって、ある程度出来上がってるけど、“個性のハンマー”の大きさは、たぶんこの二人がすごく大きい。

長江:ちょっと待って、聞きなれない言葉が出てきました。個性のハンマー?

杉江:俺も初めて言った・・・でもほら、伝わるやろ!鋭さのある個性じゃなくて、塊みたいな個性。研がれる前っていうのを表現しようと思ったら、“個性のハンマー”という言葉が生まれた。

長江:日本人でよかった、なんとなく分かってしまった。

杉江:個性のハンマー、この 二人はすごく大きなものを持っていると思うんですよ。大きければ上手く振れるというわけでもないんだけどね。ほかの3人の方が、個性の振り回し方はすでに知っている気がするんだけど、この二人にはこれから研がれていく面白さがあるんですよ。だから、俺が今一番気をつけていることは、この二人に何かを伝える時に個性を潰さないようにすること。俺らが言ったことで、個性にブレーキがかかるのだけは避けたい。可能性の原石がまだまだ眠っている時だから。

長江:むなぴは、一輪車競技の世界チャンピオンだったりするしね(数々の大会で優勝している棟方さん)。大志くんが言うように、二人はまっさら。色づいていく瞬間をそばで見ていられるのはすごく嬉しいよね。「北欧ファイブ」のみんなが集まっていろいろ話しているのを見ると、お互いの個性を認め合って、自分の個性も受け入れてもらおうとしている時間が見えるんだよ。作品そのものを体現してるみたい。

杉江:誰々といえばこういう役、こういうのが素敵、みたいなイメージって、長くやっていると固まってしまったりするんだけど、2人にはまだそれがないから、今を全力で楽しんだ方がいいと思う。

僕らもさ、同じ役を10年やり続けていて、ありがたいことですけど新しいチャレンジしなきゃいけない。例えば、槍として研ぎ澄ました自分の武器を一回捨てて、新しい“個性のハンマー”をもう一回持ってもいいのかもしれない。・・・よし、俺も負けてられんから、ここからの稽古は一回も自分の武器使わないでやってやるわ!今まで研いできた槍、捨てるわ!

長江:言ったね?二人とも、大志くんのお芝居は、これから先全然違うものになるよ。もし、稽古で「あれ?これは何か観たことあるぞ?」と思ったら、「まだ槍持ってるんですか?」ってちゃんと言うんだよ(笑)。

前田・棟方:(笑)。

杉江:やりづらいっ(笑)!

「新しいもの」と「ヘタミュらしさ」――配信で楽しむ、それぞれの視点

――今回、3都市で上演されるヘタミュですが、各会場でライブ配信があります。この作品を配信で楽しむポイントは?

前田:配信は、劇場では見きれない細かいところまで見れるのがいいですよね。巻き戻してもう一度見ることもできるし、歌のシーンとか、このシーン面白かったなと思ったシーンを何度も楽しんでほしいです。

棟方:僕は、劇場で全体の空気感を味わうのも好きですけど、映像で役者の表情や細かなお芝居を見るのも好きです。「この時、こういう表情をしていたんだ」「こんな風に感じていたんだな」と、より想像が膨らむというか。

杉江:僕はちっちゃい頃から結構テレビっ子だったので、家で友達とワイワイ言いながら見るのが好きなんです。映画館とか劇場だとしゃべるのはNGだけど、家ならOK!「今のシーン、こう思ったんだけど!」とか、「今のツッコミ、10秒だけ戻そう」とか(笑)。そういう風に、みんなで考察とかしながら見てもらえたら嬉しいですね。

長江:目の前で、人がフィクションをノンフィクションのように生きている様というのは、劇場でしか観られないものです。その上で、配信でも楽しんでいただけるように僕たちもがんばっています。理想は、劇場でも映像でも観てほしいですが、チケットが取れなかったという方も多くいらっしゃると思うので、配信でも、この作品の温もりやメッセージがしっかりと伝わるように努めたいと思います。

――最後に、改めてお客様へ一言ずつメッセージをお願いします。

前田:フレッシュさ、アイスランドらしさをしっかり出して、それが一人でも多くの方に伝わればいいなと思っています。ぜひともよろしくお願いします。観に来てください!

棟方:皆さんに幸せをお届けできるようにがんばります。そして、「幸せって何だろう?」と、物語と照らし合わせながら楽しんでもらえたらなと思います。

杉江:何よりも、癒やしにあふれた空間になるんじゃないかなと思っておりますので、まず劇場に癒やされに来てほしいです。そして、「A tender world」ということで、各々が各々の個性を、自分も人も愛することができたら、世界はちょっとずつ優しくなるんじゃないかな、そんなメッセージが皆さんに伝わったら素敵だなと思います。

長江:僕が個人的に大事にしたいなと思っていることは、キャストにも、スタッフの皆さんにも、そしてお客様にも、「ちょっとだけ寄り添う」ということ。「ちょっとだけ」というのが、僕が存在する意味なのかなと思っています。劇場に足を運んでくださる方も、配信で楽しんでくださる方も、この作品が終わった後に関わってくれた全ての人が「ああ、楽しかったな」「なんか幸せだったね」と思えるような作品作りができたらいいなと思っています。ぜひ、皆様、劇場で、配信で、一緒にいい思い出が作れたら嬉しいです。お待ちしております!

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部 1号)

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1.6月14日(土)17:30(東京公演)※マルチアングル
【チケット販売期限】2025年6月21日(土)20:00まで
【見逃し配信視聴期限】2025年6月21日(土)23:59まで

2.6月26日(木)13:00(東京公演・千秋楽)※マルチアングル
【チケット販売期限】2025年7月3日(木)20:00まで
【見逃し配信視聴期限】2025年7月3日(木)23:59まで

3.7月6日(日)12:00(大阪公演)※全景定点
【チケット販売期限】2025年7月13日(日)20:00まで
【見逃し配信視聴期限】2025年7月13日(日)23:59まで

4.7月6日(日)17:00(大阪公演・千秋楽)※全景定点
【チケット販売期限】2025 年 7 月 13 日(日)20:00 まで
【見逃し配信視聴期限】2025 年 7 月 13 日(日)23:59 まで

5.7月18日(金)18:00(福島公演)※マルチアングル
【チケット販売期限】2025年7月25日(金)20:00まで
【見逃し配信視聴期限】2025年7月25日(金)23:59まで

6.7月19日(土)17:00(福島公演・大千秋楽)※マルチアングル
【チケット販売期限】2025年7月26日(土)20:00まで
【見逃し配信視聴期限】2025年7月26日(土)23:59まで

<チケット価格>
公演視聴チケット:1.2.5.6各 3,700円(税込)/3.4.:各2,800円(税込)
公演通しチケット:16,320円(税込)※通しチケット特典ブロマイドセット付

※ライブ配信終了後は、見逃し配信のみ購入可能

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ミュージカル『ヘタリア~A tender world~』公演情報

公演情報
タイトル ミュージカル『ヘタリア~A tender world~』
公演期間・会場 【東京公演】 2025年6月9日(月)〜6月26日(木) 日本青年館ホール
【大阪公演】 2025年7月3日(木)〜7月6日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
【福島公演】 2025年7月18日(金)〜7月19日(土) けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール
スタッフ 原作:「ヘタリア World★Stars」日丸屋秀和(集英社「少年ジャンプ+」連載)
演出:吉谷晃太朗
脚本:なるせゆうせい
キャスト イタリア役:長江崚行、アメリカ役:磯貝龍乎、イギリス役:廣瀬大介、中国役:杉江大志

フィンランド役:棟方翔也、スウェーデン役:塚本凌生、デンマーク役:松井健太、ノルウェー役:新納直、アイスランド役:前田優輝

帯金遼太、多田滉、竹井弘樹、春口凌芽、Chion、清水天琴、杉山湧哉、高橋晴輝、沼田来蕗、平井颯太

公式サイト https://musical-hetalia.com/
公式SNS @hetamu_official
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掲載日時点での情報です。 最新情報は各公式サイトをご確認ください。

(C) 日丸屋秀和/集英社・ミュージカル「ヘタリアTW」製作委員会

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この記事を書いた人

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